今回は、幼児や小学生の時に買ってよかった『おすすめ』の本をご紹介します。
男児3人の父で3人とも中学受験を受ける予定ですが、中学受験するしない関係なくどのお子さんにおすすめできる本をご紹介します!
特に「サバイバル」シリーズがおすすめです!
前回は「サバイバル」シリーズの「人体」「新型ウイルス」をご紹介しました。
今回は引きつづき、サバイバルシリーズをご紹介いたします!
なぜサバイバルが受験に役立つのか?
最近の入試では、単なる記憶問題だけではなく幅広い知識系の問題が出題されます。
2022年の開成中学の入試問題では、「GAFA」の「G」にあたる企業を答えさせる問題などが出題されました。
このようなピンポイント問題だけではなく、国語の論説文でも環境破壊や社会問題を扱った文章が出ますし、いろいろなことを知っておくだけで文章の読解力に差がつきます。
先日、2023年入試組の長男と外出していた時に、浜学園から配布されたパラパラ(下の写真)を持って行って移動の合間にパラパラさせて確認していました。
そのパラパラに載っていた問題ですが、
( ? )は数十年後に肺がんを起こす原因となる可能性があるので、現在では使用が規制されている。
浜学園のパラパラより
どうでしょうか?わかりますか?
答えは「アスベスト」なのですが、この問題を長男が見た時に
「サバイバルに書いてたからわかった!」
と言っていました。
他にも小学生には少し難しいかなと思われる問題も、何問かサバイバルに書いてあったことを思い出して解けたようです。
サバイバルシリーズとはどういう本なのでしょうか?
サバイバルシリーズとは?
✅ 日本をはじめ韓国、中国、タイなど、世界中の子どもたちに3000万部以上も読まれているオールカラーの科学漫画です。
✅ 世界中で読まれている科学マンガです。マンガなので「科学のこと始め」としては最適です。
✅ 内容は、次々と襲いかかってくるピンチに、子どもたちが勇気と科学の知識で立ち向かっていく冒険物語です。
少年目線なので、子供たちにウケが良い理由なんです。
生き物、自然、人体、災害、環境問題、AI、宇宙……科学に関するあらゆるテーマがそろっているのも特長で、手に汗にぎるストーリーを読み進めるうちに、いつの間にか科学や理科の知識が身につき、理系脳が育まれます。
サバイバルはたくさんではないですが、それなりに買いました。
こんな感じですね。
最近はものを増やしたくないので図書館も活用していて余り購入までには至っていませんが、面白いのは繰り返し読むので購入しています。
有害物質のサバイバル
有害物質のサバイバルはおすすめの一冊です。
生活を豊かにする化学物質のことを学びに化学博物館に行った主人公たちですが、見学中にトイレに行った子供が倒れてしまい、その周りにいた子供たちも体調不良をうったえます。
子供たちの体調不良の原因となった有害物質を究明し救うことができるかどうかという内容です。
このシリーズは、化学物質に含まれる有害物質について正しい知識を身に付け、洗剤などの化学製品を安全に使うにはどうしたらいいのかを学ぶことができます。
男の子は、有害物質とか大好きなので何回も読んでボロボロになっています。
そもそも化学物質とはなんなのか?
化学物質の身体への侵入経路は?
化学物質を作り出す原因とは?
日常生活に存在する化学物質は?
環境を破壊する有害物質は?
などなど大人が読んでもへぇ〜と思うような内容が分かりやすく書いています。
先ほどの浜学園で出題されていた「アスベスト」の問題に通じる内容まで書いています。
しかも、もうちょっと突っ込んで「中皮腫」という癌の種類まで記載してあります。
内容的には、国語の論説文に出てきそうな環境破壊系の分野まで分かりやすく説明されています。
サバイバルシリーズの中でも非常におすすめの一冊ですね。
AIのサバイバル
AIのサバイバル…題名からして面白そうですよね。
内容的には、AIと主人公たちが頭脳戦をするというハリウッドチックな内容となっていますが、子供にはとても新鮮で面白いようです。
AIが台頭している囲碁(将棋)の世界
芸術分野に進出しているAI
IoT(モノのインターネット)について
ハッキングについて
などなど小さい頃から興味を抱いていてほしい分野ですよね。
このシリーズも我が家では大人気です。ボロボロです。
これからAIは私たちの生活にますます浸透してくるでしょう。
おそらく10〜20年後は、AIを理解している人とそうでない人で大きく役割が違ってくると思います。
つまりは、「AIを理解している人=支配的な立場」になっていくことは容易に想像できます。
AI、プログラミングこれらはマストになってくるでしょうね。
まとめ
✅ 高度な内容でも漫画という形態で、小学生、さらには幼稚園でも読める内容。
✅ さまざまな「なぜ?」に応えてくれる。親が教えなくてもよい。むしろ教えてもらえる。
✅ さまざまな科学分野がどのように発展してきたのか、大まかに理解できる。
✅ 「中学受験」にも役立つ。特に理科や国語で役立つ可能性あり。
✅ 将来の仕事として興味を抱いてくれる可能性がある←重要!!!
自分の子供が将来何になりたいかわからないまま、大きくなって、なんとなく高校、大学に入学、目標のないまま卒業し、なんとなく就職…というケースも少なくはないはずです。
子供のうちからいろいろなことに興味を抱かせることは容易ではありませんが、このサバイバルシリーズは自分が何に興味があるのか気づかせてくれるキッカケになりうる本であることは間違いないです。
おすすめです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
何かの参考になれば幸いです。
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