今回は、「読解力と語彙力を鍛えるオススメな本は?」という疑問にお答えしたいと思います。
私は医師で3男児の父ですが、
長男は現在小学校6年生で浜学園に小2から通塾し2023年受験予定
次男は現在小学校3年生で今は公文に通っていて2026年受験予定
三男は現在小学校1年生で今は公文に通っていて2028年受験予定
です。
私の子供は親の私に似てしまい3人とも「純粋な理系」ですから、国語には苦しんでいます。
特に長男。
国語の苦手を少しでも克服するためには、基本的な力を養う必要があります。
基本的な力とは、
✅ 読解力
✅ 語彙力
です。
そこでオススメな本は、
ナツメ社から出版されている「なぞ解きストーリードリル」がオススメです。
これです。
この本以外にも、いろいろなジャンルが出版されています。
「算数」「理科」「百人一首」
などなどいろんなジャンルがあります。
それでは、この本の紹介をします。
? 中学受験を考えているすべての親御さん
? 国語が伸び悩んでいるお子さんの親御さん
? 受験は考えていないが勉強を楽しくさせたい親御さん
? 中学受験に興味がある親御さん
読解力と語彙力を鍛える! なぞ解きストーリードリル 小学国語
表紙はこんな感じです。
子供には読みやすそうな印象を与える表紙です。
「30日で完成!」というキャッチコピーもいいですね。
子供って、あまりにも量が多すぎたりすると、読み始める前から萎えてしまい続きません。
ファーストインプレッションって大事ですよね。
「なぞ解き」というワードも子供のこころを惹きつけますね。
名探偵コナンが子供の中で絶大な人気を誇っているように、「なぞ解き」はこども心を惹きつける重要なキーワードです。
本の概要
サイズ・頁数 | B5判・168頁 |
---|---|
ISBNコード | 978-4-8163-6688-8 |
価格(税込) | 1,320円 |
発行日 | 2019.07.08 |
となっています。
比較的あたらしい本ですね。
内容紹介
小学生に本当に必要な語彙を厳選し、挿絵入りのショートストーリーを通して楽しく学べる1冊です。
お話の内容を問う読解問題も掲載し、語彙力と読解力を同時に鍛えることができます。
また、別冊語彙ドリルでは本文に登場する語彙をはじめ、覚えておきたい語彙を学べるようになっています。
と、ナツメ社のホームページに載っています。
ポイントは、
✅ 1日1話のショートストーリーで、しっかり語彙力と読解力が身につく!
✅ 豊富なイラストで国語に苦手意識がある子でも楽しく読み進められる!
✅ 別冊語彙ドリルで、本文のおさらい&ステップアップができる!
です。
気になる中身は、
上の写真のように、イラストも豊富で、しっかりルビもふっていて、小さい子供でも読むことが可能です。
イラストをふんだんに使用していて、視覚的にも記憶しやすい仕様です。
語彙を知っているかどうかで合否が決まる
語彙は知っていないと、まったく解釈が変わってしまいますので、非常に重要なポイントです。
「難色を示す」の意味を答えなさい。
というような、ストレートで語彙そのものの意味を答えさせる問題もありますが、長文の中に「太郎は、難色を示した。」という一文が紛れていて、
このとき太郎はどういう気持ちであったか書きなさい。
というように、ストレートではなく、変化球的な問題が難関校では多いです。
ここで、「難色を示す」を知っていないと、ごそっと失点してしまいますので言葉を知っているか否かは非常に重要です。
難関校を目指せば目指すほど、長文に重要な語彙を紛させて、それを知っていないと正解に辿り着けないようになっています。
そして、語彙を知っていないと、かなり時間をロスしてしまいます。
知っていればささっと解けますが、知らないと「う〜ん」と考えてしまいますから、少ないテスト時間では致命的になりかねます。
できれば、低学年から読み込んでいくことをお勧めします。
電車の中、外食行った時の待ち時間、寝る前の読書としてなどなど習慣づけて読んでいくことも大事ですね。
ぜひ、手にとってお子さんに勧めてあげましょう!
読書は習慣づけが大事
まとめ
今回は、「読解力と語彙力を鍛える!なぞ解きストーリードリル 小学国語」をご紹介いたしました。
中学受験うけるうけない問わず、オススメな本です。
中学受験が本格化する高学年になると本をゆっくり読む時間は無くなります。
できれば、低学年から本を読む習慣をつけていきましょう。
他のおすすめ本
他にもオススメ本を過去記事で紹介しています。
サバイバルシリーズは中学受験でもオススメなシリーズです。
科学や環境などちょうど今話題のSDGsにもドンピシャなシリーズです。
図鑑であれば、MOVEシリーズが一押しです!
3兄弟みんなハマりました。
最後は、昆虫の本です。図鑑などいろいろあります。
大人も楽しめる「教室シリーズ」も紹介しています。
オススメ記事
役立つオススメ記事をご紹介します。
これを読んでいただければ、浜学園での長男の経過や推移などがわかります。
長丁場のなか、子供さんの成績が伸びなかったり、ダラダラしたり、行きたくないって言い出したり、さまざまな局面が訪れると思います。
そんな時にどうしたらいいか?
難しい問題ですよね。
私は現在進行形で中学受験の子供を育てていますが、客観的に精神科医の立場から、困難な局面でどのように対処したら良いか分析しています。
お読みになっていただければ、いつかくる場面で役立つと思いますので参考にしてください。
思うように点数が伸びずイライラすることもあります。
その時は、この記事を読んでみてください。イライラを抑える術を精神科医の立場から説明しています。
また、子供が気持ち的に参ってしまわないか注意は必要です。
精神的なサポートについては、過去記事を参照してください。精神科医としてアドバイスさせていただいております。
受験だけでなく、いろんなところで役立つ内容だと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
少しでも参考になれば幸いです。
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