【中学受験】中学受験までに公文式で学ぶことの重要性

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今回は、中学受験までに公文式で学ぶことの重要性を実体験をもとに具体的に説明していきたいと思います。

ぱぱりん

次男と三男を例に出しながら説明していきますね。

私の次男と三男は現在小学3年生と1年生なので、中学受験するのであれば、それぞれ2026年、2028年中学受験組になります。

いまは、次男も三男も公文式に週2回通っています。算数と国語を履修しています。大体1回あたり、算数と国語合わせて1時間程度、公文教室で勉強しています。

ぱぱりん

どんな感じで進めているのか、どんなふうに自宅で学習しているのか「私の家の場合」について説明していきたいと思います。

重複するところもありますが、別記事にて幼児から始める公文式の重要性について書きました。

ぱぱりん

なぜ公文式が幼児教育として良いのか説明しています。

さらに、中学受験するにあたって公文式から塾へどのように移行したらいいのか書きました。

ぱぱりん

どういうタイミングで塾に行くべきかを説明しています

ぜひ参考にしていただければと思います。

また、三男は自閉症傾向にありました。療育(発達成長に問題がある子が通う教育施設)の先生からは普通級は難しいといわれていました。

ぱぱりん

どのような経過をたどったかについて書いていますので、お読みいただければ幸いです。

ぱぱりん

それでは、「中学受験までに公文式をすべき理由」について説明します。

この記事がおすすめな人

? お子さんに公文式を考えている親御さん

? 公文式に通っているがどのように進めたらいいのか悩んでいる親御さん

? 幼児教育として何を習わせたらいいのか悩んでいる親御さん

? 公文式に通っているが、他人の勉強方法に興味がある親御さん

? 幼児教育に興味がある親御さん

目次

次男の場合

ぱぱりん

まずは次男の経過を具体例に出しながら説明していきます。

次男は現在小学校3年生ですが、公文は幼稚園年中の5歳夏頃から公文式をスタートしました。

公文式のどういったところがメリットであったのか、結論から言いますと、

公文のメリット

✅ 鉛筆を正しく持つ習慣

✅ 自宅学習の習慣

✅ 問題が解ける!という喜びが得られる

✅ 進行度が数値化されているので達成感が得られやすい

です。

ぱぱりん

それらを具体的に説明していきます。

鉛筆を正しく持つ習慣

公文式に通う前までには、簡単な足し算や引き算はできるようになっていましたが、公文がスタートしたときは、点と点の結ぶだけの教材から始まりました

ぱぱりん

「これって意味あるのか?」と疑問にはなりました。

「点と点を結ぶだけ」の教材ですが、

まずは鉛筆をしっかり持てるようになる

ことがポイントなんです。

公文は、「鉛筆を正しく持つ」という習慣をつけるところから大事にしています。

鉛筆の持ち方が悪いと、

☑ 字が汚い
☑ 疲れやすい

などのデメリットがあります。

公文で「点と点で結ぶ」ことからコツコツと継続した結果、次男は鉛筆を正しく持つことができており、字をきれいにかけています。

反対に長男は公文式には通っていなかったので、鉛筆の持ち方は何度も注意したのですが、すこし変わっています。

比較するとわかったのですが、点と点を直線で結ぶというこは、鉛筆を正しく持てるようになる利点があります。

ぱぱりん

鉛筆を正しく持つ習慣は幼児からが大事です。

大きくなってからでは修正は難しいので、ぜひ小さいころから正しい持ち方を習得したいですね。

こちらが、鉛筆の持ち方がよくなる公文オリジナルサポーターです

自宅学習の習慣

簡単な問題から始めることで、

宿題が嫌にならないで、自宅学習の習慣がつく

ことも重要です。

ぱぱりん

いきなり難しい問題ですと、できるかもしれませんが自宅でやり続けるのは大変です。

そして、長続きはしません。

ぱぱりん

もし、いきなり難しい宿題が幼稚園から宿題で課されると、まずやらなくなるでしょう。

一方で、点と点を線で結ぶなどの簡単な作業だけの宿題だとどうでしょうか?

まず、難しくてできないということはありません。

さらには、そんな宿題でも「ちゃんとやりきった!」という達成感が得られます。

ぱぱりん

やり切れると、次の公文にも行きやすくなります。

しかし、難しい問題でできていない状態であれば、公文の教室に行くことが苦痛になってきます。

以上から、簡単な問題でも解けるという喜びと習慣づけが重要だと分かります。

簡単な問題から解ける喜びと勉強の習慣づけを身に着ける

ぱぱりん

では、どうやって「習慣づけ」をしていくのでしょうか?

子供部屋の学習机ではなく、親の目が届く「リビング学習」が非常におすすめです。

つぎに、「どのようにリビング学習をしているのか?」について私の家庭を例に挙げて解説します。

リビング学習のススメ

ぱぱりん

リビング学習は非常におすすめです。

長男と次男にはそこそこ立派な学習机をそれぞれ買ってはいるのですが、あまり利用していません。

ぱぱりん

浜本工芸の学習机です。

この学習机で一生懸命勉強をしているイメージを描いていましたが、教科書を置いたり、文具や大事なものを収納するくらいにしか使っていません

ぱぱりん

リビング学習が根付いてしまい結果的にそうなってしまいました。

小さいころからダイニングテーブルで勉強させていましたので、長男も次男も三男も全員、『勉強はダイニングテーブルでする』という習慣がついてしまいました。

私が家にいるときは私がダイニングテーブルの一角にすわり、その周りで全員勉強をします。

リビング学習の様子

そうするとわからないことがあればすぐ教えられますし、さぼっていると注意もできます。

テーブルはセラミック天板の丈夫なダイニングテーブルを使っています。

ぱぱりん

セラミックが天板ですと、傷も汚れも付きにくく非常にお勧めです。

リビング学習を定着させるポイントは、

小さい頃から「勉強はリビングでする」

という習慣をつけることです。

ぱぱりん

長男がリビングで学習するのを見て、弟二人も自然とリビング学習しかしなくなりました。

何事も「鉄は熱いうちに打て」と言われるように、反発するような年頃(小学校3年生)になるまでに習慣づけをしておきましょう。

リビング学習用にもリビングに机を買ったものの、結局はダイニングテーブルで全員勉強しています。

ダイニングテーブル学習のいいところ

ダイニングテーブル学習のいいところは、兄弟のうち誰かが勉強を始めると、「あ、自分もやらなきゃ」的な雰囲気になり全員一斉に勉強をし始めます

自分の部屋で勉強をするとやっているのかやっていないのかわかりませんので、一斉に勉強するという雰囲気にはなりにくいのではと思います。

ぱぱりん

目が行き届くので、詰まっていそうだったら「わからないところあるの?」と声掛けができますし、さぼっていたら「さぼらない!」ともいうことができます。

私の場合、このブログを書きながら、横目で子供の勉強の様子を見ています。

ぱぱりん

何かあったらこちらから声をかけたり、わからないときは子供から質問してくる時もあります。

また、わりと子供たちがリビングで過ごすようになります。

各個人の部屋があるのですが、ほぼリビングにいるような感じです。自室でこもるという感じはあまりありません。

リビング学習の後はリビングゲームが始まります。

もうちょっと大きくなって中学生になったら、自室で過ごすようになるのかもしれませんが、現在のところ、寝るまでの間、ほぼリビングで過ごしている状態です。

ぱぱりん

いろんな意味でダイニングテーブル学習はお勧めですね。小さいころから習慣づけるのが大事だと思います。

ダイニングテーブル学習の利点

✅ 兄弟が一斉に勉強を始めるようになる。

✅ 目が行き届く。声掛けができてさぼりにくくなる。

✅ 自室よりもリビングで過ごす時間が長くなる。

次男の算数の経過

前置きが非常に長くなりましたが、次男の現在(2022年6月)までの経過を書いてみたいと思います。

幼稚園年中の5歳夏から公文式を算数と国語、週2回で開始しました。

ぱぱりん

最初は遅々として進まなかった印象が強かったです。

これは、公文教室はそれぞれ先生の特色が強く出るのかわかりませんが、なかなか進めてくれない先生だったのかもしれません。

ほかの教室と比較したわけではないのでわかりませんが、習得してそうなのに同じところを繰り返している印象でした。

ずっと初歩的なことをやってばかりいましたが、だんだん進むようになり小学校入学前の時点でC50といって小学3年生の初期レベル程度の計算(九九を使った計算)まで到達しました。

公文式は達成感が得られやすい

公文は、ドラクエなどのロールプレイングゲームのように教材ごとにランクがあり、進んでいる実感が得られやすい仕組みになっています。

「A120」とか「C50」とかです。アルファベットは学年を表し、Aだと小学1年生レベル、Bだと小学2年生レベル…、Gだと中学1年生レベルといった具合です。また、各教材200(ページ)までA120ですと、Aレベルの120ページまで進んだということになります。

ぱぱりん

自分が今どれくらい進んでいるのかわかりやすいし、友達とも競い合えるライバル関係を作り、いい意味で競争関係を築けます。

「競争関係はよくない」と思われる方もおられると思いますが、世の中、競争がない社会はありえません。小さいころからちょっとした競争を楽しんだり、負けず嫌いになっていくことは将来的にプラスに働くと思います。

ぱぱりん

この「達成感を得られやすい」システムはいいシステムだと感じます。

3学年以上先に進むとトロフィーがもらえる

ぱぱりん

「3学年以上先学習」とあると、年一回もらえるトロフィーが授与されます。

たとえば、1年生であれば4年生のD教材、2年生であれば5年生のE教材以上に到達していればトロフィーがもらえます。

これも先に進むモチベーションになります。

次男は小学校入学前まではそこまで早くは進んでいない印象でしたが、小学校入学したぐらいから急に加速し、

小学校1年生9月時点で、C200(3年生が終了)
小学校2年生進級前で、E80(5年生の計算)
小学校2年生9月時点で、F80(6年生の計算)

と止まることなく進みました。

小学校3年生進級前には、G(中学生)に到達できていて、2022年6月現在でG100をしています。

こんな感じの問題を解いています。

公文の教材より

○乗の計算だけでもびっくりしましたが、分数の○乗やマイナスも絡んできているのを解いているのを見ると私自身を超えてしまわれた感覚さえ感じました。

結果、小学校2年生のときと引き続き、3年生でもトロフィーをいただくことができました。

周りからちやほやされてうれしそうでした。

次男の国語の経過

以上は算数ですが、国語はなかなか進みにくいシステムです。

理由は、国語はCⅠとCⅡというふうに分かれていて、それぞれ1~200枚あるので、量としては算数より2倍あることになります。

宿題は算数も国語も同じ量で、1回の授業ごとに進むスピードは5枚ずつのようなので、どうしても算数より国語の進行度が遅れます。

私の希望は、国語は算数の倍量の進め方でいってほしかったのですが、教室の方針で、5枚ずつしか進めないという縛りのため進むスピードは算数より遅いです。

小学校1年生9月時点で、BⅡの170(小学校2年の後半)
小学校2年生進級前で、CⅡの200(小学校3年終了)
小学校2年生9月時点で、DⅡの30(小学校4年前半)

という具合で進んでいきました。

ぱぱりん

現在小学校3年生進級前でEⅡまで到達しています。ただ、トロフィーゲットには至りませんでした。

次男の今後

本人は長男をみて、なぜか早く浜学園に行きたいと言っています。

ぱぱりん

公文で勉強する習慣がつき、それが自信となって塾にいきたくなっているようです。

リアルな競争をして順位を争ってみたいような感じもしますし、力試ししてみたいという気持ちが出ている感じも受けます。

せっかくなので、公文で中学生の方程式を履修し終えてから浜学園に入塾する予定です。

ぱぱりん

具体的には、3年生の2月が小学校4年開始になるので、そのころを予定しています。

そのころには2023中学受験組の長男も落ち着いててちょうどいい時期だと思いました。

公文でコツコツと勉強する習慣を身につけることで自信となり、すんなりと進学塾へ移行できる

三男の経過

冒頭にも書きましたが、三男は自閉症傾向にありました。

3歳くらいのときは、周りの同年代の子供と比較すると明らかにおかしいと思われるほどでした。

具体的には、みんなと一緒のことができない、1語もしゃべれない、床に頭を打ち付けるなど行動がおかしかったです。

ぱぱりん

このころから小学校や幼稚園は「普通クラス」にはいけないだろうとまで言われていました。

4歳くらいになっても、まともにしゃべれませんでした。2語文でもかなり怪しい状況でした。

療育(発達成長に問題がある子が通う教育施設)にも通うようになりましたが、その先生からは「普通級は難しい」といわれていました。

どのような経過をたどったかについて別記事で書いていますので、お読みいただければ幸いです。

ところが、5歳くらいになると、少しずつ言葉も増えてある程度自分の意思を伝えられるようになり異常行動も減っていきました。

ぱぱりん

徐々に数字も数えられる様になり、年中の夏頃より次男よりも遅れましたが公文に通わせることにしました。

5歳くらいになって、少し話せるようになったかなというレベルでしたが、公文で「点と点を結ぶこと」や「ひらがなやカタカナの練習」を少しずつ進めていきました。

小学校1年生6月現在、算数はB160まで、国語はAⅡの70まで進むことができました。

Bの後半に到達すると公文では九九の練習が始まり、三男も9の段までいえるところまで成長しました。

ぱぱりん

感慨深かったです。

三男は早生まれなので、次男と比較して8か月月齢が違うので、それも進行度の遅れに出ている感じですが、よくもここまで挽回したなという気持ちです。

早生まれは受験に損ですよね。結果として、早生まれは生涯年収も低くなるという研究結果があります。

小学校までは長くて1年くらいの差ができるわけですから、同じ学年でも成長の差から生じる様々な劣等感が出現するようですね。

この点もいずれ記事にしていきたいと思います。

まとめ

ぱぱりん

次男と三男を例に挙げながら、中学受験までに公文式で学ぶことの重要性を説明しました。

まとめると以下のようになります。

公文式で学ぶことの重要性

✅ 鉛筆を正しく持てる

✅ 自宅学習の習慣がつく

✅ 問題が解ける!という喜びが得られる

✅ 進行度が数値化されているので達成感が得られやすい

さらにオススメなのは、

リビング学習を習慣づける

ことですね。

リビング学習の利点

✅ 兄弟が一斉に勉強を始めるようになる。

✅ 目が行き届く。声掛けができてさぼりにくくなる。

✅ 自室よりもリビングで過ごす時間が長くなる。

これは本当にお勧めです。

ぱぱりん

小さいころからしないとその習慣はつきにくいので、できれば幼児期から開始することをお勧めします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

⭐︎中規模病院で勤務医をしています。
⭐︎子供は男の子が3人いて、遊び、ふざけ、いたずらでカオスな毎日を送っています。
⭐︎子どもの中学受験を通じて、子育てや受験に関しての情報発信を行なっています。
⭐︎好きな教科:算数、理科、数学、物理、化学とゴリゴリな理系マッチョです。

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