小6になると「灘中猛特訓」なる不穏な響きがある講座が開講されます。
毎月第2日曜日の公開学力テストと記述力練成テスト後に行われる講座です。
控えめに言って地獄とも言えるような日程ですが、当然受講すべき講座として嫌がる様子もなく健気に受講しています。
公開学力テストは、社会があれば9時から、なければ9時40分から終了は12時です。
大体は記述力練成テスト(国語)を受けるので、12時45分までテストがあります。
そして、灘中猛特訓はその30分後の13:15から開始されます。

そして19:25分まで講座はあるのですが、その間に休憩は10分のみ。

これを耐え抜く精神力には脱帽です。
灘猛特訓の特徴は…
①テストの難易度と形式は灘中入試に準じています。
②問題の見極め能力を高めるためにテスト時間を10分短縮しています。
③講師による採点後、自力で直しをする時間があります。
④直後の解説授業で解き方だけでなく答案の書き方とそのポイントなども指導します。
と、説明されております。


試験時間は通常より10分短いけど、問題は難しいので
「いかに解ける問題から解けるか」
という訓練になります。
自分で10分削ってテストするって難しいのでいい訓練の場になっているんでしょう。
で、ここからがこの講座のポイントです。
受けたテストはすぐに採点され、その得点に応じてクラスと席が決まります。
テストごとにクラスと席が入れ替わるので、競争心を煽るシステムとなっています。
例えば、最初に国語が悪ければ、次の算数の授業のクラスと座席が悪い位置になってしまいます。
ということで、いくら算数が得意でも国語が悪ければ次の算数の授業は悪い位置で受けなくてはいけないので、
「国語も頑張らないと!」
という気持ちになるとかならないとか(次男談)。
難易度は、もちろん灘レベルなので難しいです。
算数は50点を超えればかなりの好順位。
次男は、案の定、2月の国語が足を引っ張り2組になったりもしていて凹んでいました。
3月は国語はなく算数と理科の2教科だったので、だいぶ挽回できた様子。
算数2日目は50点を超え全体1位(?)で、1日目と合わせると全体2位(?)とのことでした。
全体といっても、西宮教室全体ということです。
同時期に開催されている上本町などを合わせた順位ではありません。
面白いのは、灘猛特訓の通算得点の順位も発表されたようです。
それを記載された紙を配られるわけではないので正確ではないかもしれませんが、2〜3月の総得点で全体で1桁に位置していたとのことです。
やはり平均点20点程度の算数で高得点をとれると自ずと全体の順位もあがるようです。
この好調がいつまで続くかわかりませんし、4月は国語があるので…
コメント