浜学園のおすすめポイントをご説明したいと思います。
前回は、『サポートが熱い』ということをご説明しました。
今回は『算数に強い』という点です。
算数だけで受験受かったら苦労しないわ
しかし、『算数を制する者が受験を制する』は理にかなっているんです。 もちろん、算数だけよくても受験は受からないです。
おすすめポイントの中でも、「算数に強い」という点は非常に大きなポイントかと思います。
ただ、他の塾との比較ではなく、どこでも同じように力を入れているかもしれませんが、私の主観として参考にしていただければ幸いです。
? 中学受験を考えている親御さん
? 中学受験の塾を探している親御さん
? 塾は通わせているが「塾の移籍」を検討している親御さん
? 中学受験にすこし興味がある人
私は3男児の父で全員中学受験できればいいなと思っています。
3人の勉強関係の習い事ですが、
長男:小学校6年生で浜学園1年生の2月から通塾しています。
次男:小学校3年生で公文に幼稚園年中から通っています。算数G90(中1相当)、国語EⅡ10。
三男:小学校1年生で公文に幼稚園年長から通っています。算数B150(小2相当)、国語AⅡ20。
です。
次男と三男は、共に公文の他に、プール、英語を習っています。英語は遊び程度のところです。
ちょっと習わせすぎじゃないの?
教育には投資を惜しまないようにしています(汗
長男が小1の2月から浜学園に通うようになった理由は以下を参照ください。
では、早速、浜学園のお勧めポイントである「算数に強い」点をご説明いたします。
算数が一番差が開きやすい
合格者平均と受験者平均で平均点の差が一番大きいのが「算数」なんです。
具体的に、例を挙げてみていきましょう
これは、関西の偏差値60前後(浜学園の試験で)の中学の合格者の平均点と受験者(合格+不合格)の平均点の表です。
算数/200 | 国語/200 | 理科/100 | |
受験者平均点 | 134.2 | 117.6 | 61.4 |
合格者平均点 | 150.1 | 122.5 | 65.0 |
合格者と受験者の差 | 15.9 | 4.9 | 3.6 |
国語は、受験者平均点が117.6点、合格者平均点が122.5点で合格者平均点ー受験者平均点は4.9点(200点満点)です。
100点換算にすると2.45点と非常に差がないことがわかります。
同様に、理科は、受験者平均点が61.4点、合格者平均点は65.0点で合格者平均点ー受験者平均点は3.6点(100点満点)でした。
一方で、算数は、受験者平均点が134.2点、合格者平均点が150.1点であり、合格者平均点ー受験者平均点は15.9点(200点満点)です。
100点換算にすると7.95点と国語と理科を合わせた値よりも大きいことがわかります。
別の中学を見てみましょう。
これは、関西、日本一である中学校の合格者の平均点と受験者(合格+不合格)の平均点の表です。偏差値は、浜学園のテストで64くらいになります。
算数/100 | 国語/100 | 理科/100 | |
受験者平均点 | 53.2 | 58.8 | 60.4 |
合格者平均点 | 64.9 | 64.2 | 69.9 |
合格者と受験者の差 | 11.7 | 5.4 | 9.5 |
国語は、受験者平均点が58.8点、合格者平均点が64.2点で合格者平均点ー受験者平均点は5.4点(100点満点)です。
同様に、理科は、受験者平均点が60.4点、合格者平均点は69.9点で合格者平均点ー受験者平均点は9.5点(100点満点)でした。
算数は、受験者平均点が53.2点(100点満点)、合格者平均点が64.9点(100点満点)であり、合格者平均点ー受験者平均点は11.7点(100点満点)です。
この中学も最初で挙げた中学と同様に、算数の差がもっともおおきくなっています。
ほかにも関西7冠中学と呼ばれる最難関中学校は同様の傾向を認めます。
つまりは、
算数が弱いということは受験の中で大きなウィークポイント
となります。
ですから、算数が得意な子はより差を広げるために、算数が苦手な子はより差を縮めるために算数に力を注ぐ必要があります。
さらに、理科は算数に連動する問題がでることがあります。
理科は記憶問題も多く出ますが、計算問題も少なくありません。
特に比を駆使する問題、グラフを読み解く問題などなど算数が苦手だと、理科も連動して点数が落ちてしまいます。
もちろん、問題そのものを読解する最低限の国語力が必要なのは言うまでもありません。
ただ、理科については、記憶問題よりも、計算問題で大きな差がつくのは間違いありません。
ですから、理科の計算問題についても、算数の力が大きく関係してきます。
✅ 最難関中学や難関中学の多くで、国語や理科よりも算数のほうが、合格者平均点と受験者平均点の差が大きい。
✅ 算数が強いと差を広げやすいし、逆に、算数が弱いと差が開きやすい。
✅ 理科で差がつきやすい問題の多くは、算数の理解度が影響する
浜学園は算数に力を入れている
算数で差が開くのはよくわかったわよ。
ご理解いただけてよかったです。
ただ、浜が算数に力入れてるって具体的に言いなさいよ
こ、これからいいます汗
それでは、浜学園ではどのように算数に力をいれているか説明していきます。
算数により多くの時間を割く
先ほどの中学を例に挙げてみましょう。
算数の合格者と受験者の平均点の差は11.7点でした。一方で、国語の差は5.4点でした。
すなわち、算数と国語の平均点の差は2倍弱あることになります。
仮に6年生になったばかりの時点で受験者平均点の実力があるとします。
これを合格者平均点に近づけるためには、算数は11.7点分の努力、国語は5.4点分の努力が必要になります。
つまり、かなり単純化していうと、算数は国語の2倍の時間をかけなくてはいかないことになります。
という理屈で、浜学園では、算数に割く時間を国語、理科の2倍になっています。
5年生から通常授業では、国語と理科は週1コマに対して、算数は週2コマと単純に2倍の時間を割いています。
なお、これらには特別授業は含んでいません。
通常授業に、最高レベル特訓を加えると比率が変わってきます。
☑️ 通常授業よりもハイレベルな問題を中心に特訓する。
☑️ 週1回あるが、授業構成は、
テスト(計算・復習)55分+講義Ⅰ55分+実践テスト35分+講義Ⅱ55分+難問解消コーナー30分
と、3時間半と長丁場。
☑️ 他の受験生が目にしない難問を様々な視点からとらえることで、得点力アップにつなる。
☑️ 大量の問題に触れることで、答案作成能力を鍛え、合格を確実なものにする力を養う。
私の長男は、算数と理科の最高レベル特訓に行っています。
私は、算数や数学が比較的好きで、特に、高校時代は「大学への数学」という月間算数雑誌を購読していたのですが、正直なところ、最高レベル特訓の問題は答えなしではなかなか教えることができない内容になってきています。もう衰えているのが一番の理由ですが。
大学への数学とはどんなものなのか軽く触れているので参考にどうぞ
ですから、通常授業に最高レベル特訓の算数に通っていれば、算数は国語の3倍の時間を割くことになります。
あれ?あなたの長男って国語が苦手じゃなかったの?
国語に時間を割かなくていいの?(煽)
そ、そうなんですが、、、
戦略としては間違っていないの?(煽)
算数は塾にお任せできる分、自宅で国語重視にできるんです。
つまり、国語に塾以外のプラスアルファをできる時間がとれるんです。
算数は、一般的に親が教えるのは非常に困難です。算数がめちゃくちゃ得意な親御さんは別ですが、パッと見ただけで眩暈するレベルの問題が目白押しです。
算数は塾にお任せして、比較的教えやすい国語に自宅学習の時間を費やしています。
6年生での浜の算数
通常授業で算数が週に2コマあります。
通常授業の算数は、おもにテーマ、マスター、日々の計算小問題の三つの問題集を扱います。
☑️ テーマは各分野ごとに再頻出問題を解くことになります。誰もが解けてほしい問題の集まりってイメージですね。
☑️ マスター問題集には、各分野A、B、C(A:初級、B:中級、C:上級)と難易度分けされ、レベルごとに10~15問程度あり、所属するクラスに応じた問題を解くことになります。
☑️ 日々の計算小問題は、日付があらかじめ記入されていて、毎日1ページ10問ずつ解いていくスタイルの問題集です。まぁ難しいです。これを日々やっていけば計算力は間違いなくつきます。ただ、毎日継続はかなりの難易度です。まず遅れます。マイナス10日くらいでついていければすごいです。
Hクラスはテーマ〜B問題中心、Sクラスはテーマ〜B(~C)問題中心、VクラスはB~C問題を解くことになります。
ちなみに関西の最難関中学の中でも、出題される問題難易度はB問題程度が中心だったりする中学もあります。
ただ、内容的にはB問題でも、計算が複雑、作業が多いなどでC問題に近くなる可能性はあります。
夏までは超最難関を除く最難関中学でもB問題をしっかり、C問題はできたらやる的な感じで合格レベルまでは到達できるとのことです。
クラスごとに目標とする問題難易度が明確なので、目標設定がしやすいことも利点です。そして、各中学の過去問をA~Cまでランク分けし自分の志望校がどの程度のレベルを解けるようになればよいかもわかりやすいです。
ちなみに5年生もほぼ同様に算数は構成されています。これを二年間継続していくことになります。
毎週の宿題も課されますので、それなりの問題量と時間を費やすことになります。
ですから、浜の算数についていくだけで自ずと力がついてきます。
浜学園の算数に食らいついて行けさえすれば、ぐんと合格は近くなります。
✅ 浜学園はもっとも差が開きやすい算数に国語の2~3倍の時間を割いている。
✅ 算数に力を入れることで、ほかの教科を自宅学習に充てられる可能性がある。
✅ 問題集の問題がランク分けされ、それに対応して各中学の過去問もランク分けしているので、志望校に合わせた勉強ができる。
算数は難関大学への近道
ここからは私見になります。
算数って中学受験しか役に立たないんじゃないの?
これは明確に違います。大学受験に通じていることは間違いないです(キリッ)
私自身、数学が好きで結構問題は解いてきました。
それこそ、東大京大レベルも含めて、Z会や「大学への数学」などかなりの難問を解いてきたのでわかるんですが、中学入試で高校数学に通じる問題が出ています。
特に、数列、場合の数、立体図形です。
難関大学だと必ず出題されるといってもいい分野になります。
数列
数列だと、フィボナッチ数列とか扱います。
フィボナッチ数列とは?
1、1、2、3、5、8、13、21、34、55、89、144、233、377…
?「どの数字も前2つの数字を足した数字」という規則の数列のこと。
人が美しいと感じるものには、結構フィボナッチ数列が絡んでいます。
松ぼっくり、ミロのヴィーナス、ピラミッド、そして、アップルのロゴまでフィボナッチが潜んでいます。
フィボナッチ数列の美しさについては、ぜひ調べてみてください。非常に興味深いです。
一見数列の問題には見えない、ある問題をみて、長男が「あ、フィボナッチか」と言いながら解いていたのが印象に残っています。
小学生が「フィボナッチ」と言うかと驚いたものです。
場合の数
また、1~9までの9個の数字から2個の数字を選んで二桁の数字は何個できますか?などの「場合の数」も高校数学で難易度が高い分野であります。大学受験でもよく出ますよね。
高校数学では、「C:コンビネーション」とか「P:パーミュテーション」を使いながら解いたと思います。
小学6年生になると、それをすでに駆使しながら解いています。
もちろん、「!:階乗」も使っています。階乗とは、5!=5x4x3x2x1という意味の計算です。懐かしいですね。
頭がむちゃくちゃやわらかい小学生の時期から場合の数をやっておくことは非常に有利だと思います。中学、高校になっていきなりやると、「ムズイ」が先行して最初からアレルギーになりかねません。
もはや、ここまで読んできた方にもすでにアレルギーは発症している可能性もあります。
立体図形
そして、「図形」です。
特に、立体図形は小さいころからの習慣や訓練が必要なところです。
立体を切断すると、切断面はどういう図形で、面積はいくらになるか?
立体の頂点から頂点に辺を伝って移動する点と底面でできる図形の体積はいくらか?
などなど、高校でも出てきそうな問題ですが、すでに中学受験にも出てきます。
まず、頭の中で想像して、それを手で書いて作図していく作業が必要です。
小学校から先行している人と、高校からやり始めた人では明らかに差が生じます。
そういう私も中学受験をしていないので、立体図形は数学の中でも苦手でした。
また、立体的な感覚っていうのは、さまざまな分野で役立ちます。
医師でいうと、よく使うエコーはその一つです。
エコーは超音波の反射波を使って体の臓器を二次元で映像化する技術です。肝臓とかをみる腹部エコーや胎児をみるエコーがそれです。
画面に映し出されるのは超音波が貫通する体内の切断面なので、それをもとに三次元を頭の中で想像しています。
三次元を意識できれば、二次元の教科書も理解しやすいです。
三次元を幼い頃から楽しく養える方法がありますのでご紹介します。
マインクラフト
幼いころから三次元を練習するには、「マインクラフト(マイクラ)」というゲームがお勧めです。
仮想空間で、建築したり、回路を作ったりさまざまなものを三次元で作り出せます。
<もしも>
ゲームで楽しく三次元の練習になるので、自然と立体感覚もついてお勧めです。
3兄弟ともマイクラが好きで、三人で同時プレイして、何やら建築したりしています。
以前は私も参加を求められましたが、ついて行けず足手まといなので、今では誘われもしませんが。
折り紙
立体図形を実際作ってみるには、折り紙がお勧めです。
長男は立体折り紙が好きで、さまざまな立体図形を作っては家に飾っています。
手先が器用になりますから、外科向きですね。
「多面体おりがみ」という本を参考に作っています。
算数が将来役立つのか?
話がややこしくて気絶しそうになったけど、算数が大学受験に有利なのは何となくわかったわよ。
あ、ありがとうございます。
だけどね、社会人になってから役には立たないのよ!
そ、それは違うと思います。
「算数、数学は受験には必要だけど、社会人になってから役に立たない」
「小数の掛け算割り算は電卓やエクセルでいいし、分数なんて仕事で出てきたことないし数学は役立たない」
という意見をよく聞きます。
たぶん、その意見って、狭い小さい視野でしか見れていないんだと思います←強気
工学、理学、経済などなど今や数学がベースで発展しているのは間違いないですし、数学が苦手だと、自ずとこれらの発展分野から遠ざかり職業として選択肢から消えてしまいます。
私の印象ですが、数学が苦手だとWebやプログラミングをはじめとするPC関係も苦手な気がします。
非常にもったいないことになります。
もちろん、数学が苦手でも、プログラミングとかWeb系は大丈夫という意見はあるでしょうが、あくまでも先行者である数学が得意な人たちが作り出したものを利用しているに過ぎないと思います。
次の発展分野であるAIもそうですね。
身近なところでいうと、投資も数学が絡んでいます。簡単なところでは、複利効果とかですね。
要は、算数が将来的に役立つかどうか、算数をうまく利用できるかどうか、「本人の使い方次第による」ということになります。
算数を使える人生のほうが、職業としての選択肢は広がっていきます。
まとめ
✅ 中学受験は算数で差がつきやすい
✅ 浜学園では算数に2倍の時間を費やしている
✅ 浜学園では問題ごとにレベル分けしていて目標設定しやすい
✅ 算数が得意になると大学入試にも有利
✅ 算数は将来的にも職業の幅が広がる一つの大きな要素
浜学園では、
・算数が得意な人は、より得点を伸ばせられる。
・算数が苦手な人は、差を詰められるような目標設定や問題量をこなすことができる。
のが利点かなと思います。
決して浜学園から何かもらっているわけではなく、勝手に自由意思で記事を書いていますのでご了承ください。
少しでも参考になればうれしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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