【中学受験】関西難関中学の東大/京大/国立医学部の合格実績

  • URLをコピーしました!

少しでもいいなと思っていただければクリックで応援お願いします

次男が通っている浜学園で「小5保護者対象の最難関中夏期進学説明会」の資料が配布されていました。

その資料には「各中学の大学進学実績」が載せてありました。

ぱぱりん

見ていると非常に興味深いです。

単純に合格者数だけではなく率としてみると違った見え方がします。

やはり、灘が圧倒的です。

ぱぱりん

言わずもがなでしょう。

ついで、東大寺、洛南と続きます。

灘が一強になってしまう理由は明白ですよね。

灘と入試日がバッテイングしているのは甲陽と星光と洛星で、東大寺、洛南、西大和は入試日がバッティングしていないので、いわゆる灘落ちの優秀層をゲットしやすい状態です。

通える範囲内に灘中と2番手校(例えば東大寺、西大和、洛南)があれば、思い切って灘中にトライできるとも言えるでしょう。

結果として、灘中と入試日程が異なる東大寺、洛南、西大和が実績を伸ばしやすいです。

ぱぱりん

つまり、そもそも灘中ギリギリ落ちた勢が入学しているので当然の実績とも言えそうです。

特に、洛南と西大和は女子の超優秀層も集まるので、自ずと実績は伸びると言えます。

では、率でみるとどうでしょうか。

東大、京大、国公立医学部に合格した合計人数と2024年の卒業生数と、それを元にした率を表にしてみます。

学校名東京国立医合計人数2024卒業生数割合
18021886.5
東大寺14320769.0
洛南14842035.2
西大和12634136.9
甲陽11419957.2
星光8018044.4
洛星8921142.1

注意点は、合格実績の合格者数には浪人生も含まれるので、割合は「現役合格率ではない」ことに留意が必要です。

ぱぱりん

浪人が減ってきているので現役だけにしてみても、率の順位に大きな変化はないと思います。計算していませんが。

こうみると、洛南と西大和の合格率が30%台と低いのがわかります。

洛南には、スポーツ推薦の人数がいる影響もあり率は下がっていると思いますが、やはり灘落ち男子優秀層と女子の超優秀層が実績を稼いでいるものと推察します。

西大和は…言わずもがな、灘落ち優秀層と女子の超優秀層が実績を稼いでいるものと推察いたします。あるいは、、、何がなんでも東大にチャレンジということで当落線上にも危うい学生を受験させている可能性も否めません(噂レベル)。

ぱぱりん

とにかく、やはり灘落ち優秀男子と超優秀層の女子の影響が大きいのでしょう。

すなわち、

「カリキュラムや教育内容が良いから実績が伸びているわけではない」

という邪推が湧き出てきます。

ぱぱりん

カリキュラムが良いだけなら合格率も高いはずなので。

まぁ、中には入学してから伸びる子もいるでしょうけど、大体は「入学時のスペック通り」な気がしています。

やはり入学時の能力がそのまま大学実績と結びつきそうです。

よく「入学時の成績は関係ない」とは教師は言いますが、あくまでも入試一発勝負の成績だけ見るとバラツキがあると思いますが、小6の塾での成績などを加味すると上位層はそのまま大学受験でも成績が保たれているでしょう。

2024年単年ではなく、2023年以前も同様の傾向があります。

そう考えると、灘と入試日がバッティングしておらず、女子のいない「甲陽」「星光」「洛星」はやや実績は落ちているものの、合格実績をキープしていると思います。

ぱぱりん

肩を持つわけではありませんが…

これらの学校の方が、

「カリキュラムや教育で実績を上げている」

とも言い換えられそうです。

あくまでも私見ですが。

その他の中学を見てみましょう。

目を見張るのは、「高槻」ですよね。

年々、実績が上がっております。

ぱぱりん

人気が上がっているのもうなづけます。

高槻の東大/京大/国公立医学部の割合をみると

66➗261→25.3%

となり、数年後には30%を越しそうですね。

「白陵」も率でいうと優秀で、

62➗186→34.4%

と率は高いです。

ぱぱりん

洛南と西大和とあんまり変わらないんです。

東大に価値を見出すか、京大、医学部にも価値を置くかでだいぶ考え方が変わるかもしれません。

ぱぱりん

昔と違って今は東大一強になってしまった感は否めません。

西大和の立場からすると、京大や医学部数に価値なんてない!という意見もあるかもしれませんね。

さらには、海外大も考慮しろ!っていう風に今後はなってくるかもしれません。

重要なのは、単純に「合格者数」に囚われるのではなく、将来どのような仕事に就きたいか、何がしたいか、そのような大事なことから逆算していくのが良いと思います。

ただ、中学入試時点でそこまで想定できていない子も多いと思います。

その場合でも、合格者数だけではなく、率や構成を考慮に入れると良いかもしれません。

「そもそも優秀な層が実績を作っているだけ」

っていうことも頭に入れないといけません。

私の味方は色々な側面があるうちの一つであり、全てが正しいわけではありませんのであくまでも参考までに。

クリックで応援よろしくお願いいたします!

応援よろしくお願いします!下のサポートボタンから寄付が可能です。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

⭐︎中規模病院で勤務医をしています。
⭐︎子供は男の子が3人いて、遊び、ふざけ、いたずらでカオスな毎日を送っています。
⭐︎子どもの中学受験を通じて、子育てや受験に関しての情報発信を行なっています。
⭐︎好きな教科:算数、理科、数学、物理、化学とゴリゴリな理系マッチョです。

コメント

コメントする

目次