今回は、塾の模試の過去問をやった方が良いかどうか私見を述べたいと思います。
塾の模試といっても、
公開学力テストのような定期的に開催される実力テスト
6年生を中心に開催される志望校別模試
など色々ありますね。
結論から言うと、「模試の練習はしておいた方が良い」と思っています。
理由は単純です。
初見ですと、
☑️ 問題の形式
☑️ 難易度
☑️ 量
に戸惑い実力がうまく出せない可能性があるからです。
「チート(ずる)じゃないのか!?」
というご意見があろうかと思います。
ぶっつけ本番じゃないと実力テストになってないのではないか?
とも思われるかもしれません。
まぁ、そう言いたくなるのもわかります。
ただ、よく考えてみてください。
入試本番のためには、赤本などの過去問を必死にやりますよね?
また、過去問を解けるようになるために、目標とする中学の出題傾向を分析しますよね?
それと一緒で、塾の模試も過去問はやっておいた方がいいのです。
なぜか?
過去問をやって練習しいい成績を取れると、志望校への自信がつきます。
クラスも上がりますし、勉強へのモチベーションも上がります。
どのような形式か、難易度など知っているだけで試験前から精神的に落ち着くものです。
特に公開学力テストは難易度が少しずつ上げられていきます。
また、全く同じ問題はでないにせよ、どこかで見たことがあるような問題が出題されます。
似たことがある問題と言うことでアドバンテージがありますよね。
だからと言って必ずしも良い成績がとれるわけではないです。
過去問を練習していても成績が悪いということもあるでしょう。
しかし、同じような問題を2回連続で落としているという事がわかれば、そこを重点的に復習したら良いと思います。
同じような問題を連続で間違えていれば、解けるようになるポイントを見つけて挙げると良いでしょう。
なぜ躓いているのか分析し明確にすることが大事です。
ということで、私の家では時間が許す限り過去問をやるようにしています。
長男が浜学園に通っている時は、お下がりがなかったのでメルカリなどで公開学力テストの問題を購入していました。
まぁ売買することはいいこととは言えませんが。
でも、長男の時は購入したものの、親自身もあまり重要性に気づいていなかったため十分に練習させていると言うほどやらせてはいませんでした。
今思えば、しっかりやらせておけばよかったなと思います。
と言うのも、一般の塾の授業をやっただけでは浜学園の公開学力テストでは高得点は取れません。
これはどのご家庭も感じていることでしょう。
そうなんです、結局は公開学力テストで高得点を取ろうと思うならば特殊な問題を練習しておかないといけないのです。
いくら普通の塾の授業のテキストをしっかりやっても公開学力テストで高得点は取れないのです。
長男の時によく学んだので、次男は長男の公開学力テストを練習させるようにしています。
結果として、次男は比較的点数が良くなっています。
そして、次男は「やったらできる!」と言う肯定感が爆上がりでさらに勉強に身が入ると言う好循環を産んでいます。
8月下旬に鉄緑会の校内模試と呼ばれる実力テストがあります。
例の如く、メルカリで過去問を購入し先週本番さながらに時間を測ってやらせてみました。
長男は、鉄緑会の授業と宿題以外はほぼやっていないのでどれくらい取れるのか分かりませんでしたが、結果は、数学も英語も8割以上はできているという感じで少し安心しました。
だからといって、本番でいい点が取れるかはわかりませんが…
いい練習にはなったと思います。
塾の模試でいい得点が取れないと、自己肯定感は下がりますし、劣等感だけが積み重なっていきます。
なんとか打開するためにも塾の模試の過去問で練習していくことはおすすめです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント