今回は、「受験校の決定について知っておきたいこと」について説明したいと思います。
受験本番もいよいよ2か月後です。そろそろ最終的な受験校を決定していくときですね。
どのように受験校を決定していけばよいか、悩んでいるご家庭も少なくないかと思います。
特にボーダーラインにいる場合は、非常に難しい問題に感じているでしょう。
今回は、どのように受験校を決定していけばよいのか、長男が通っている浜学園の説明を参考にしながら解説したいと思います。
あらゆるケースを想定してプランを組みましょう
あらゆるケースを想定してプランを組みましょう。
入試が始まると、冷静になれる期間はないに等しいです。
ですから、
今のうちにあらゆるケースを考えておく
ことが大事です。
すべてのケースにおける受験校の願書などを含めすべて準備をしておきましょう。
いまから悲観的になってはいけませんが、11~12歳の子どもの受験です。
多くのお子さんが初めての受験でしょう。
寒い時期の一発勝負ですから、体調不良、極度の緊張、集中力の欠如、精神的な落ち込み、遅刻など何が怒ってもおかしくありません。
今の時期、子どもは第一志望に向け、日々最大限の努力をしていると思いますが、親御さんは、
「初日の学校が合格なら次はA中学、だめならB中学にしよう」
などと様々な組み合わせを冷静に考えておく必要があります。
その際、特に考慮しておきたいことは、
3日目以降の入試は精神状態にかなり左右される
ということです。
理由は明白で、大半の受験校は試験日の1~3日後に結果がでます。
すでに合格をもらったお子さんは余裕が出てきて次の受験校では笑顔で受験していると思います。
しかし、不合格のおこさんはかなりショックを受けた状態での受験となります。
よって、三日目以降は、
合格者と不合格者が混ざった受験となる
ことを想定しておいてください。
同じ試験会場に、すでに合格を得て笑顔で受験するお子さんに囲まれながらの受験は精神的にダメージが大きいです。逃げ出したくなる子もいるでしょう。
予定より合格を得るまで長引いた場合は、ご家族でそのお子さんをしっかりと支えてあげることが必要です。
お子さんともども意気消沈して悲壮感が漂わせてしまうと、次も合格できなくなります。
今から、
第一志望が不合格の場合の心の持ちよう
についても様々に想定しシミュレーションしておきましょう。
おさえの学校を必ずいれましょう
第一志望に落ちたら公立中学でいいとは思ってはいても、かならず「合格校」は確保しておきましょう。
すべてが終わった後に、
やっぱりどこかに合格しておけばよかった
と思っても後の祭りです。
3日目までに「おさえの学校」を受験しておきましょう。
できれば、模試で毎回A判定の数字が取れている学校がいいでしょう
あまり行く予定がなくても「合格」することで、精神的に余裕が持てます。
統一日(1月14日~16日)以降の受験校は、出願期間をよく確認しておきましょう。
受験する可能性がある2校が重なっていて、締め切りが早い場合では、2校とも出願する「ダブル出願」も一つの方法です。
ご家庭の方針は明確にしておきましょう
ご家族の意見は必ず統一しておく必要があります。
受験本番が2か月に迫ったこの時期に一番よくないのは、
ご家族の中で方針が異なる
あるいは、
はっきりしない
ケースです。
子どもを志望校に向けて集中させる意味でも非常に大切なことです。
ご家族やお子さんで意見が異なる場合は、冷静な判断を塾の講師に求めましょう。
親の言うことは聞かないけど、先生の言うことは聞くってことはあるあるです。
長年、さまざまなお子さんを指導してきた歴史は冷静な判断をしてくれます。
別記事にも書いていますので、参考にしてください。
また、
一発勝負ですから、残念ながら第二志望や第三志望に回るケースも考えられます。
とにかく今は、
これだけ頑張っているのだし、どこに入学しても立派なのよ。
悔いの残らないように今は一生懸命頑張りなさい。
と、応援してあげましょう。
また、複数合格した場合も考慮し、各学校の優先順位を前もって決めておきましょう。
重要な日時を正確に把握しておきましょう
以下を漏らさずチェックしておきましょう。
✅ 出願や入学手続きの締め切り日時
✅ 合格発表や招集日の日時
今からHPをチェックしまとめておくことをお勧めします。
Web出願を失敗していたケースや入学手続きの日時を間違えて合格を失ったケースなどが過去にあったようです。
細心の注意でいきましょう。
受験可能性のある学校はすぐに出願できるようにしておきましょう
受験可能性のある学校の願書や写真、書類、証明書はすぐに出願できるようにしておきましょう。
出願していなくても、期日や出願形式(Webなのか窓口なのか)を確認しておきましょう。
すぐに出願できるようにしておけば安心です。
結果が出てから慌てて調べて出願するのは危険です。
まとめ
ご家庭の方針は明確にして統一しておきましょう
お子さんと親御さんの意見が一致していない場合は、いつまでも根無し草のように、ふらふらとして勉強に集中できません。
過去問に集中できないという点もデメリットです。
親子間でギクシャクするケースもあると思います。
その場合は、速やかに塾に頼りましょう。
住めば都というように、第二志望、第三志望でも通ってみればすごくよかったということもよくあることです。
私自身、大学は前期の第一志望(京大医学部)に落ちて後期で第三志望になってしまいましたが、今思えば、第三志望でも受かってくれてよかったって心から思っています。
その当時は、第一志望はずっとA判定でしたからショックはひとしおでしたが、通ってみれば時間の経過とともに癒されます。
人生、何がいいのかわかりません。
進んでみないとわからないことなんてたくさんありますし、結局のところ、どこに行こうが自分次第です。
今を一生懸命頑張ることが大事で、すべては「自分の力」で変えていけます。
あとひと踏ん張り、親子で力合わせて頑張りましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
少しでも参考になれば幸いです。
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