今回は、浜学園が教えてくれた「受験心得12箇条」の後半7~12についてご説明します。
受験本番まであと3か月を切りました。
いよいよという感じですね。
長男が通っている浜学園では、LINEアプリで受験に関する情報を教えてくれます。
本日は、その一つである、「中学入試受験心得12箇条」の後半7~12についてご説明いたします。
翌日のテストが大切
第一日目のテスト終了後、親は子供にできばえをあまりうるさく聞かぬこと。
翌日のテストに差し支えるような心理学的なこだわりを作っては大変である。
二日にわたってテストがある中学校では、一日目の終わりにどれくらいできたのか、お子さんに問いただすことだけはやめましょう。
正直、試験を受けると、想像以上に体力と精神力が奪われます。
どれくらいできたかなんて、言いたくないほど疲れています。
ましてや、採点とか決してしないようにしましょう。
一日目に終わったときに必要な声掛けは、
「お前ができてなかったら、誰もができてないよ」
ということだけで大丈夫です。
二日目で十分に捲る余地は当然残されています。
私も長男に対して、「これだけやってきたんだから、試験当日、あまりできていないと思っても周りはもっとできてないから、焦らずに解くことが大事だよ」と言っています。
試験のさなか、
「あれ!?こんなはずじゃない。こんなにできていないなんてありえない」
と、問題が思った以上に解けなかったときにパニックに陥ります。
この心境は、試験にまともに取り組んだことがある人は一度は感じたことがあると思います。
「不合格」という文字が脳裏をよぎります。
しかし、「周りも解けていない」ということを言い聞かせておくと、ある程度、精神的なゆとりができます。
こういうマインドがなければ、二日目の試験にも大きな影響を及ぼしてしまいます。
いまからでも少しずつ前向きなマインドに切り替えられるように仕向けていきましょう。
二日目で挽回はできる。むしろ、一日目できてないくても、みんなできていないはず。
発想の転換を図れ
問題を解いていて行き詰ったら、一度姿勢を正して深呼吸しよう。
発想の転換を図ろう。
トイレに行って、水で顔でも洗ってみよう。
水で顔を洗うのは難しいかもしれませんが、「わからない…」と鬱々としていてもいい発想は生まれません。
行き詰ったら、少し答案から目線を外して、「深呼吸」するのはよいでしょう。
答案から目を離し、また問題を見ると、見落としていた「ヒント」を発見することもあります。
灯台下暗し。解けないと思っていた問題も、見直すと、大事なヒントを見落としていたことに気づきます。
行き詰ったらテスト中でも問題から目を少し話してみる。見落としていたヒントを発見することもある。
勝負を途中で捨てるな
最後までベストを尽くすこと。
一番ができなければ二番に一生懸命取り組めばよい。
一科目に失敗したとしても、次の科目に全力を尽くせばよい。
一日目のテストに失敗したが、二日目頑張りぬき、見事合格した例もある。
また流感にかかり保健室で受験したが、見事に合格した例もある。
親御さん世代には有名ですが、まさに「諦めたらそこで試合終了ですよ」ですね。
諦めたら、数年間、遊ぶのも我慢し勉強してきた時間が一瞬で水の泡になってしまいます。
長い時間を費やしてきたことを無駄にしないためにも、最後まであきらめないことは非常に大事です。
というか、あきらめさせたらいけません。
どんなに解けていなくても、
常に逆転のチャンスはある
という言葉がけをしていきましょう。
もうポジティブにマインドコントロールしていきましょう。
あきらめてしまったら、これまでかけてきた時間も努力も無駄になってしまいます。
お子さんに決して言ってはいけませんが、親御さんの費用やサポートも無駄になってしまいます。
諦めたらそこで試験は終了ですよ。
心身の調子を整えておく
入試前一週間くらいから、流感予防のため、うがいや鼻孔を洗うことを励行すること。
体調を整えるため、暴飲暴食を慎むこと。
特に前日、当日には、消化しにくいものを食べないこと。
また家庭用の平和を確保し、親は子供に合格を強要しないこと。
リラックスした心理状態を保つこと。
1月に入ったら、学校は休んで風邪、コロナ、インフルエンザにかからないように備えても良いでしょう。
風邪はまだしも、インフルエンザやコロナにかかってしまうと、それこそ全てが台無しになります。
できれば、インフルエンザワクチンやコロナワクチンを接種して備えたいです。
家族も罹らないように注意しないといけません。
私も職業柄、かかりやすい環境ですから、細心の注意を払っていきたいと思います。
私の家族も、インフルエンザワクチンとコロナワクチンを接種し予防に努めます。
コロナウイルスワクチンを打つべきかどうか、エビデンス(科学的な根拠)に基づいて解説していますので、参考にしてください。
感染以外の体調管理も非常に大事です。
✅ 感染予防:インフルエンザ、コロナウイルス、ノロウイルスなど
✅ 睡眠:最低でも7時間以上の睡眠
✅ 食事:試験前日と当日は消化に良いものを選ぶ
✅ 便秘:緊張で便秘になりがち。生活リズム、食物繊維の多い食事などで対応。
私の家では、すでに受験前日と当日に食べるものを決めています。
とは言っても、いつも食べているものを食べるだけですけど。
いくらこれまでの成績がよくて「合格は間違いないだろう」と言われていても、体調不良に陥ったら今までの力が発揮できません。
是非とも今のうちから体調管理について準備していくとよいでしょう。
また、精神的なサポートは非常に大事です。
親子で言い争っている時間はありません。
親は最大限に譲歩して対応しましょう。
精神的なサポートについては別記事を参照ください。
朝方に切り替える
入試1週間は起床を午前6時ごろにする方が良い。
起床後3時間経った頃から頭の働きが本調子になる。
いわゆる朝型に切り替えておく方が良い。
しかし、朝型に切り替えられなかったといっても気にしなくて良い。
朝型に切り替えられなかったといってイライラしたり、くよくよしたりするのが一番良くない。
朝方にするのは、できれば1ヶ月前からしておきたいですね。
試験の多くは、朝からですから、朝型にしておく方が理にかなっています。
ただ、夜遅くまで塾もあるので、なかなか朝型に切り替えは難しいのも事実です。
なかなか難しい面もありますが、試験1週間前は早寝早起きを心がけましょう。
私自身、大学受験で夜型だったため、前日にうまく寝付けず苦労しました。
前日のプレッシャーから早く床に着いても、なかなか寝られないということもよくあることです。
そうならないように、朝型にしておくことが勧められますね。
でも、寝られないことはよくあることなので、
「ライバルも寝られないヤツがいる」
と思って心を落ち着かせてあげてください。
最低1週間前には朝型に切り替える。ただできなくても、気にしない。
前日寝られなくても大丈夫
前日に寝られない時は、無念無想になること(何も考えないように努力すること)。
そのうちに寝てしまうはずである。
寝られなくても大丈夫。
前日一睡もせずに合格した例もある。
何年も勉強した成果が問われる日の前夜に寝られない…とはよくあることです。
小学生が初めて体験する受験なので、前日に緊張するのは当たり前です。
ただ、前夜に寝られないと次の日に響くのは間違い無いので、前にも説明しましたように
朝型にシフトしていく
ことが大事です。
次の日、大事なことがあるのに寝られないというのは非常に辛いものです。
小学生に「無念無想になれ!」といってもなかなか難しいので、
他の子たちも寝れてないよ。みんな同じだから。
と言いながら、親がそばで一緒に寝てあげるしか無いです。
一緒に寝てあげると自然と寝てくるとでしょう。
まとめ
今回は、受験の心得12箇条のうち、後半の7〜12を説明しました。
のこり90日を切り、もういよいよですね。
ここからは精神部分の要素が大きくなってきます。
残り時間が短くなってくると、
「あ~これもやってない。あれもやってない。」
と焦りがちで、あっちをやったりこっちをやったり右往左往してはいけません。
ルーチンを決めて、淡々と一日一日を過ごしていき、
「お前ができなかったら周りもできていない」という心境にしていくことが大事です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
少しでも参考になれば幸いです。
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