季節講習は中2では冬期講習だけ参加することになりました。
理由は特別なことはなく、春と夏は部活やイベントなどで季節講習まで参加できなかっただけです。
中学生は、通常授業に参加していれば季節講習にまで参加しなくても良いとは思っています。
鉄緑会の季節講習は、数学と英語それぞれ4日間ずつあります。
コースは標準コースと応用コースです。
ある程度ついていけている子は、応用コースで良いようです。
通常授業は授業を受けてから宿題で復習をする形で予習は不要です。
基本的に復習してついていくイメージです。
もちろん、先行して自ら進んでいる優秀層もいるでしょうけど。
季節講習は、テキストが配布され事前にそれを解いてから授業に臨むのがベターなスタイルになります。
長男は、中1の時に講師の勧めもあり「応用コース」を履修しています。
演習問題は難しい上に、解答はないため授業まで自力で考えないといけません。
数学は4問程度なのですが、諦めなければそれなりに時間はかかります。
英語は長文、英作、文法問題と盛りだくさんで結構時間がかかります。
長文問題や英作問題は、大学入試レベルと言ってもいいような内容です。
ちゃんとやればかなり鍛えられるでしょう。
「ちゃんとやれば…」ですが。
長男は正月休み後に冬期講習を受講したので、正月休みに宿題を進めていたようです。
全部当たっているかどうかはわかりませんが、難しいとブツブツ小言を言いながら解いていました。
冬期講習のテキストのほかに、授業中は演習プリントも配られます。
やや応用問題といったところです。
その演習問題には、
「xの2016乗をx ² +x+1で割った時の余りを求めよ」
っていう問題がありました。
これを特には「1の立方根」という知識が必要です。
あれだけ受験勉強してきたのに1の立方根(虚数)っていう概念をすっかり忘れていることに驚きました(笑
1の立方根、つまり3乗して1になる解は1の他に2つあって、いずれも虚数です。
これを利用して解くと、、、
余りをax+b、商をQ(x)とすると
xの2016乗=(x ²+x+1)Q(x)+ax+b・・・①
1の虚数立方根をω、ω ²とし①に代入するとaω+b=1, aω ²+b=1なのでa=0, b=1
よって1
となります。
それにしても中高一貫校は有利です。
もうすでにこのような問題を中2で解いているのです。
公立中2は連立方程式でしょう
中高一貫校は、平均少し上くらいでついて行ければ、かなりのアドバンテージになるでしょう。
おそらく、同じ能力の場合、公立中の子が中高一貫校に追いつくことは至難の技でしょう。
4日連続の冬期講習が終わり、
「だる〜
まだ受験まで4年もあるのに勉強しすぎや!」
と感想を述べていました。
文句は言いながらも、予習してから行っていたのでよしとしています。
最終日のテストの出来不出来は「不出来」の可能性がありますが(笑
今年は行けたら海外研修にも参加したいようなので英語はやっておく必要があるので、文句は言いながらもやる必要があるという自覚はあるようです。
そして、
英検2級と鉄緑会の校内模試で数学90点以上(できれば100点/120点満点)を今年は取れるかどうか
が今年の小さな目標のようです。
採点が厳しくなっているので、数学100点(120点満点)を取るには、細かい条件や途中式をきちんと書く必要も出てきますが、果たしてちゃんとできるようになるか?
あまり期待しないでおこうと思います。
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