今回は長男の通っている中学の数学の進度について書いてみたいと思います。
長男は2023年に中学受験が終了し、現在関西の難関中学に通学中です。
最近、長男がやっている宿題を見て
「数学の進度が早い!」
と驚きました。
まだ、中1の6月上旬なのですが、すでに
「三角形の合同の証明」
をしているのです。
公立中学で育った私としては、かなり驚きでした。
三角形の合同の証明といえば、確か中2で履修する分野です。
公立高校の入学試験でも必出の分野の一つであると思います。
それを入学してわずか2ヶ月くらいで開始するとは…恐るべし。
その宿題を見ていると、すでに公立高校の入試問題まで出題されていました。
問題の後に(〇〇年 大阪)というのがついている問題です。
私立の進度は早いとは聞いていましたが、ここまで早いとはびっくりでした。
長男の通っている中学校は、方程式などを扱う「代数」と図形を扱う「幾何」が並行で進んでいきます。
鉄緑会では、代数から始まって幾何が始まるという順番なので幾何分野に関しては鉄緑会よりも専攻してしまいます。
長男は、
「全然、余裕」
と言って解いていました。
ただ、さすがに証明は難しいようで時々詰まってはいました。
代数ははっきり言って中学受験の延長線上にあるような分野なのでスラスラとついて行っているようです。
鉄緑会では代数は学校より先行しているので、その点でも余裕さが伝わってきます。
ただ、幾何の証明は中学受験では全く扱わなかった新たな分野なので、最初はとっつきにくいかも知れません。
論理を進めていき、採点者にわかるように文字にしないと得点出来ません。
そして、大学入試では「証明問題」がたくさん出題されるので、「証明」を習得していかないと数学で得点できなくなってしまいます。
そういう意味では、「三角形の合同条件の証明」は最初の難関とも言えるでしょう。
中1の中間テストは、非常に簡単な分野でしたので平均点も高く差があまりつかないテストだったようですが、期末テストからは非常に差がつきそうな予感がします。
授業がものすごいスピードで進んでいくので、できるだけ授業中に吸収して宿題で確認と復習をしていくことが要求されそうです。
数学は一旦遅れ出すと、取り戻すのが至難の業になってきます。
今のところ、長男はそこまで苦にはなっていないようですが、間違った問題を繰り返しすることの重要性や復習のポイントなどを簡単に伝えときました。
パターンを覚えて繰り返し練習する
これが単純で苦痛ですが、一番得点が伸びる方法なんですよね。
もともとが賢いお子さんが多いのでこのようなペースで大丈夫なのでしょうが、私が中学の時にこのペースだとちゃんとついていけるのかどうか不安です。
数学が苦手だとかなり苦労しそうです。
長男は、今のところ、学校の勉強、部活、鉄緑会を両立できているのですが、いつか破綻する時が来るかもしれません。
限界に到達しそうな感じがあれば、鉄緑会の数学はやめて英語だけにするなど対応したいです。
今回は、たまたま見た長男の学校の数学の宿題を見てびっくりしたので記事にしました。
中学受験は希望の中学に入学したとしても、そこが終わりじゃなく新たなスタートなんですね。
ほんと、ぼーっとしてたら落ちこぼれということになってしまう恐ろしさを感じました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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