今回は2023年中学受験組の長男のGW(ゴールデンウィーク)の様子を振り返りたいと思います。
まず、2023年中学受験組であった長男のゴールデンウィークの様子を振り返ってみます。
小6のGWは旅行なんか行けるわけもなくずっと家で勉強か塾でしたね。
特にGW最初に大きな実力テストがあったのでそちらの様子を書いていきたいと思います。
2022年4月29日に小6第2回男子最難関中入試合格判定(7冠特訓実力テスト)がありました。
男子最難関中入試合格判定テストは、『7冠特訓実力テスト』とも呼ばれます。
7冠とは、灘、東大寺、洛南(専願)、西大和、甲陽、星光、洛星の7つの中学のことを指します。
では、『7冠特訓実力テスト』とはどういう構成なのでしょうか?
7冠特訓実力テストについて説明していきます!
7冠特訓実力テストの時間割
朝から晩までテストと授業で構成されています?
朝9時から夜の7時までの10時間です。
ブラック企業とか今問題になっていますけど、中学受験もまぁまぁなブラックっぷりです
9:00〜9:10 | 諸注意、テスト配布 |
9:10〜10:05 | 国語実力テスト55分 |
10:15〜11:00 | 理科実力テスト45分 |
11:00〜12:10 | 算数実力テスト60分 |
12:10〜12:35 | 昼食25分 |
12:35〜13:55 | 国語の特訓授業80分 |
14:05〜15:25 | 算数Aの特訓授業80分 |
15:35〜16:55 | 理科の特訓授業80分 |
17:05〜18:25 | 算数Bの特訓授業80分 |
18:30〜19:00 | 合格発表と本日の反省点についての訓話30分 |
という鬼仕様になってます?
仕事で昼休憩が45分しかないとか文句いうときあるじゃないですか?
こどもの時から、昼休憩は25分でしつけられたら文句言わなくなります(笑)
私は医師なのですが、長い手術をしているときとか、ぶっ続けで7〜8時間、稀ですがめちゃくちゃ長い時ですと15時間とかあるわけです。
幼少期からぶっ続けで厳しい環境を乗り越えてくると、長時間労働も苦に感じなくなる精神力が養われます?
冗談はさておき…
小学生には過酷な時間割です。泣き言言わずに頑張っているんで、私も多少のことで泣き言言わないようにします。
7冠特訓実力テストの合格発表とは?
午前中は、国語、算数、理科の実力テストがあります。まぁ、激ムズです。
昼休憩の後に解説授業があります。
その間に、教師が全員のテストを採点します。
そして、授業終了後に「7冠」にあたる中学の合格発表が行われます。
「灘中の合格者は…」と発表されるんです。もちろん、名前ではなく「受験番号」なのですが。
最難関の灘中の合格点を満たせば、『7冠』を達成できるわけです。
難易度で上から順に灘、東大寺、洛南(専願)、西大和、甲陽、星光、洛星になりますが、洛星の合格点に満たさないと自分の受験番号さえ呼ばれない過酷な設定です。
ん〜まさに実力社会。
今回のテストの全受験者数は、5教室で412人になります。
算数
平均点は28.9点でした。
100点中で28.9点です!
このテストを受ける子たちって上位層なのですが、平均点が30点に満たないとは…?
長男は
32点でした。
なんとか平均点より上は確保できました?
帰ってから、解けそうで間違ったところを復習したのですが、凡ミスしていたことがわかりました。
そういうところを取りこぼさないようにすることが、合格への道ですね。
ちなみに最高点は76点でした。すごい?
国語
平均点は40.3点でした。
もちろん100点中で40.3点です!
長男は
32点でした。
やはり国語が足を引っ張りますね?
算数と国語は、どこの中学も配点比率は同じなので国語で差が開かないようにしないといけません。
長文が3問で構成されており、B4で9枚もあります。大学入試のセンター試験(今で言う共通試験)を彷彿とさせるほどの量です。
的確に早く読む必要があります。大変です。
理科
平均点は48.0点でした。
もちろん100点中で48.0点です!
長男は
64点でした。
理科がだいぶ補ってくれました?
よく正解していたのですが、
「塩酸と炭酸カルシムの反応」の計算問題が難しかったようです。
やはり計算問題が絡むと、正答率は落ちますね。
合格発表
授業の最後で合格発表があります。
長男の場合、
洛星⇨合格 (412人中322人が合格基準を満たしていた)
星光⇨合格 (412人中280人が合格基準を満たしていた)
甲陽⇨合格 (412人中239人が合格基準を満たしていた)
西大和⇨合格 (412人中200人が合格基準を満たしていた)
洛南⇨合格 (412人中186人が合格基準を満たしていた)
東大寺⇨不合格 (412人中114人が合格基準を満たしていた)
灘⇨不合格 (412人中50人が合格基準を満たしていた)
でした。
まぁ5冠達成だからまずまずの結果でした。
7冠テストを受ける意義
テストを振り返ると難関校を受けるかどうか悩んでいるご家庭も受けてみたらいいと思います。
ご覧の通り、テストの平均点がかなり低く非常に難しいことがわかります。
ただ、受けてみたら意外に手の届く範囲にいるかもしれない!と思う可能性も十分あります。
うまく行けばモチベーションアップにつながります。
「うちの子には難しいかも」
とか
「まだ早い」
とか逡巡せずに受けてみると良いかなと思います。
長男は第1回の7冠テストは2校までしか合格できていませんでしたが、
「次はもっと頑張る」
と、やる気が出ていました。
何がきっかけでやる気スイッチが入るかわかりませんが、あと少しで手が届きそうとわかると頑張る気持ちが高まってきます。
このテストは平均点が低いので、得点の絶対値だけをみると
「手が届きそう!」
という錯覚にも陥ります。いい意味で。
そういう意味で、難関中学を少しでも考えているお子さんは受けた方が良いでしょう。
最後に
小学校6年にもなると、過酷なペースで授業とテストが繰り返されます。
だんだんエンジンがかかってきたのか、少しずつ順位が上がってきて成績も大こけしなくなりました。
当時の長男のipadのスクリーンタイムです
入試本番まであと9ヶ月に迫ったGWでも平均2時間の壁はなかなか下回れませんでした…
そのほかにも浜学園がない平日二日間は必ず18時まで公園で鬼ごっこしている状態でしたね。
浜学園の先生にも相談したことがあるのですが、夏までは遊べる時は遊ばせておくほうが良いというアドバイスをいただきました。
夏休みに入ると、否が応でも朝から晩まで塾にいることになります。
ですから、夏までは遊ばせておくほうが、運動という面でも、ストレス解消という意味でも重要です。
子どもの精神状態とやる気を見計らいながら、うまく進めていきたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
中学受験を目指している方々の参考になれば幸いです
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浜学園は、非常におすすめの中学受験専門塾です。
浜学園には長男が通塾中ですが、次男も三男も入塾を予定しています。
安心して自分の子供を預けられる塾です。
関西を中心に、灘をはじめとする最難関中学から難関中学まで幅広く多数の合格者を輩出しています。
☑ 灘中合格者数は2023年は92名で、19年連続38回目の日本一を達成。
☑ 甲陽中学合格者は83名で、13年連続日本一達成。
☑ 星光中合格者数は、100名で6年連続日本一達成。
☑ 東大寺中は150名(6年連続日本一達成)、西大和中は261名(14年連続日本一達成)。
☑ 洛南中は137名(15年連続日本一達成)、洛星中は88名。
☑ 男子最難関中(灘、東大寺、洛南、西大和、甲陽、星光、洛星の7校)の合格者数は合計911名(のべ)。
上記のように、男子最難関中学だけではなく、神戸女学院、須磨学園などなど女子の難関中学も幅広くカバーしています。
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過去記事もぜひ参考にしてみてください。
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