2023年中学受験に挑む長男をメインにしたブログ記事です。
私は医師で3男児の父ですが、
長男は現在小学校6年生で浜学園に小2から通塾し2023年受験予定
次男は現在小学校3年生で今は公文に通っていて2026年受験予定
三男は現在小学校1年生で今は公文に通っていて2028年受験予定
です。
3人の子供を中学受験させるのは精神的にも経済的にも大変ですができるだけ頑張りたいと思います。
メインは長男の過程ですが、次男や三男の過程も交えながらこれから中学受験を目指すご家庭にとって役立つブログ記事にしていきたいです。
私の子どもを通じて、また、精神科医として中学受験に勝つために大事なことを発信していきたいと思います。
内容としては、私の子どもの成績推移や状況などを中心に
✅ 中学受験をうまく乗り切るための方法
✅ 中学受験の前に準備しておくこと
✅ 中学受験に役立つ情報
✅ 私の子どもを通じた体験談や成績推移
をわかりやすく記事にしていきます。
この記事では「長男が浜学園に至るまでの経緯」を説明したいと思います。
? 中学受験を考えているすべての親御さん
? お子さんにどんな教育をしたらいいか悩んでいる親御さん
? 成績が伸び悩んでいるお子さんの親御さん
? 他の家庭の教育に興味がある親御さん
浜学園に至るまで
長男が2023年中学受験組で浜学園に通っています。
浜学園とは関西を中心とした難関私立中学を目指す大手進学塾です。
特に灘中学は18年連続日本一で毎年100人前後の合格者を輩出しています。
私自身、中学受験したことがなく全くの未知の分野でしたが、結論から言うと非常に大変です。
トップレベルを維持しようとすると、親子共々、かなりの努力と予算が必要です。
どれくらいの努力や予算が必要になるのかは、おいおい説明させていただきます。
まずは、長男が浜学園まで辿り着いた経緯について書きます。
浜学園に行くまでの勉強方法
結論から言うと、浜学園に行くまでの勉強方法は、
親の手作り問題しかやっていませんでした。
長男は、小学校1年の2月(新2年生)から浜学園に通うことになったのですが、それまで勉強系の習い事は一切通ったことがなく、親の手作り問題だけをやっていました。
浜学園に入塾するにはテストを受けるまでに、足し算と引き算、読み書きを小学校2年生レベルまで教えていました。
あくまでも普通の小学校レベルの計算問題を教えていただけで、塾で出てくるような難解な文章題とか教えていたわけではありません。
どんな感じで「親の手作り問題」をこなしていたのか簡単に説明します。
2歳ごろ
長男は2歳になるまでは、場所見知り、人見知りが激しく、どこに行っても泣いてばかりでした。
あまりの場所見知り、人見知り具合に将来、人付き合いが上手くできるのかな?と思うぐらいでした。
発達に関しては、3兄弟で一番早く、2歳までに1〜10までの数字は言えるようになっていました。
ひらがなもほぼ記憶し言えるようになっていたと思います。ミッフィーの積み木とか公文式で売っている数字カードを利用していましたね。
ちなみに、2歳までは習い事などは全くしていませんでした。
3歳ごろ
3歳ごろには「1+3」など簡単な足し算ができるようになってきました。主に私か妻が暇な時に教えると言う感じでした。
この頃、近くの幼稚園のプレを通うようになっていました。
2歳を過ぎると人見知りは全くなくなり、驚異的なほど人懐っこい性格に様変わりしていました。
友達と公園で遊ぶのが大好きで、プレが終わると何時間も友達と公園で遊び倒すというような毎日でした。
4歳ごろ
4歳ごろには「15+18」など二桁+二桁ができるようになっていました。
主に私がノートに問題を作って、長男が解くという古典的なスタイルでした。
親の手作り問題でも、それなりに効果がありました。
このころから習い事としては、近くの英語教室に通うようになりました。
私自身、英語で非常に苦労していましたので、「外人恐怖症」にならないようにと思い、英語ネイティブのいる「英語教室」に通わせることになりました。
大人ってから英語の発音とかなかなか治せないんですよね…特に「C」の「シー」がなかなか言えません。
小さい頃から習わせてたかいあってか、発音は私より断然綺麗です。
まぁ、幼稚園終わってから、2時間を週2回通っていたので、嫌がる時も多かったですが。
それ以外には、いわゆる勉強系の塾には通っていませんでした。
5歳ごろ
足し算は「三桁+三桁」くらいはできるようになっていました。
引き算は、繰り下がりのある二桁の引き算はできていました。
この時も4歳までと同様に、時間があるときに、親が教えるスタイルでした。
だから、毎日ではなく、時間があるときという感じでしたね。
また、この頃から九九を教えるようになっていましたが、最終的に九九をはっきり言えるようになったのは小学校1年生の始めくらいでした。
算数が先行していれば、学校の授業は苦ではなくなるし、将来的に塾行く時も算数がある程度解けていないとしんどいと思ったから、算数の家庭学習に力を入れていました。
受験においても、学校生活においても、「算数で後れを取らない」ことは非常に重要です。
では、どうやって算数好きにするのか? 過去記事に説明していますので、ぜひ参照ください。
年中で引っ越し
年中の頃に私の仕事の都合で引っ越ししたため、公立幼稚園が変わりました。
いわゆる教育熱心地域から少し田舎に引っ越ししましたが、英語教室は近くにネイティブがやっている小さな教室に通うようになりました。
英語教室は少しグレードが落ちた感じがありましたが、遊びながら外国人と触れ合う機会を作るという感じでした。
結局、ここに小学校4年まで通いました。最終的に、ジュニア英検ゴールドまで受かってやめました。
また、この頃から水泳にいくようになりました。スポーツジムで週1回の水泳です。
水泳はコナミに通っていて、最終的には1級のバタフライをクリアからのベストスイマーのシルバーで終了。4年生の途中まで通ってました。
6歳ごろ
小学1年生のときには、いわゆる「九九」は習得し、さらには「二桁×二桁」「三桁×三桁」などできるようになっていました。 ぽりぽり
繰り上がりなど説明するのが大変でしたが、繰り返し練習することで割と早く吸収してくれました。
いやいやな時も多かったですが、毎日継続していました。
慣れてきたのか、小学校の自由ノートに「9999999×9999999」の筆算を自分で作って、それを自分で解いて、先生に「いいね」をもらっていたのは笑いました。
この頃から、客観的な進捗度を見たかったし、また、親が教えるのも大変になってきたので、「公文式」に行かそうとおもっていました。
しかし、妻がママ友から「近くの浜学園は2年生からやっているみたい。試しに入塾テストでも受けてみたら?」と誘われたようで、1年生の終わりごろに浜学園のオープンテスト(入塾テスト)を受けることにしました。
正直なところ、小学校1〜2年生から全く塾に行かせるなんて考えてもみませんでした。
私自身が中学受験をしていないというのもあって、全然イメージが湧かなかったのです。
入塾テストに申し込んだのですが、かなり嫌がっていました。なにか怖いところに連れて行かれるのでは、と思っていたようで行く前に泣いていたのを説得して連れて行った記憶があります。
結果は、一応ギリギリ合格できて、「公文式」と「浜学園」のどちらに通うわせるか悩んだ末に「浜学園」を選びました。
浜学園は算数に強いし、サポートが厚いという点もポイントでした。
別に記事でその点を説明していますので、参考にしていただければ嬉しいです。
浜学園と公文式の費用比較
科目 | 頻度 | 費用 | |
浜学園 | 算数と国語(基本) | 週1回 2.5時間 | 月22,000円前後(+季節ごとの講習代) |
公文式 | 算数と国語(一つでも可) | 週2回 1時間程度 | 月14,000円(2科目で) |
と、比較すると当時はこのような感じでした。
浜学園の方が8,000円/月ほど高かったですが、週一回だけで済むこと、しっかりとした講師が授業をしてくれることから「浜学園」を選択しました。
ちなみに浜学園にかかる費用をかなり具体的に記事にしています。
ホラー並みの恐怖がありますが、よろしかったらご覧ください。
浜学園か公文か
今思えば、低学年のときは、「公文式」で基礎固めでもよかったかもしれません。
算数はある程度できていたのですが、国語はからっきしで、文章を読む能力が欠けていました。
「国語力」がないと、国語そのものだけではなく、算数もつまづきます。計算はできても、文章題の「文章」を読み解く力が必要だからです。
まず文章を読む練習として「公文式」で繰り返し文章を読む力、書く力を養った方がよかったかもしれませんね。
結果として、6年生でも国語が「苦手」です。
親の私が算数が大好きで、国語が嫌いというのがだいぶ影響しているとは思いますが、国語は苦手のままずっと今まで経過してしまいます。
それを反面教師にして、次男と三男はまずは公文式に通っています。
中学受験までに公文式で学ぶことの重要性については、別の記事をお読みください。
低学年での公文の有利なポイントをまとめています。
ただ、公文は進むスピードが遅かったりします。そこがネックですね。
公文の進行度を早める方法については、過去記事に解説していますので、進行度を早めたいなぁっておもう親御さんは参考にしてください。
浜学園の成績推移
実は今では成績まずまずな長男ですが、5年生まではとてもいい成績とは言えませんでした。
そう言ったら長男が大きくなってみたら怒られそうですが、実際のところ、あまり良くありませんでした。
今の長男の状況ですが(2022年8月4日現在)、
✅ 算数・国語・理科の3教科の偏差値が大体61-62くらい
✅ 小学校6年生で小1の2月から浜学園に通塾
✅ 算数と理科は偏差値65くらい、国語は苦手で偏差値55くらい
✅ マスタークラス(通常授業のクラス):Vクラス(V>S>Hの三段階)
✅ 最高レベル特訓(算数と理科):1組(1組>2組の二段階)
です。*クラスは塾の規模によって異なります。西宮本部はもっとクラスがあります。
ちなみに、浜学園は上位層〜中間層の子供たちが多く、テストは難しいため、偏差値64で灘中学がA判定(受験承認レベル)となります。
小学校低学年の時は、宿題もイヤイヤ満載でした。
授業はまずまずちゃんと聞いているようでしたが、宿題はイヤイヤやっていましたのでテストはいい時と悪い時のばらつきが激しかったです。
まぁ、今では目標が明確になったためか宿題も自らするようになっていますし、意識的に問題に取り組むようになってきたので成績も安定してきました。
小5の終わり頃から取り組む姿勢もだいぶ良くなりました。
その過程から大事なことがわかりました。
これです。
小学生ってそもそも何で勉強しなきゃいけないのかわかっていません。
特に、「中学受験」する意味なんてなかなか理解できないものです。
時に、大声を出して「嫌だ!」と言ったり、教科書を投げたりしてました。
それでも暖かく見守って、時に厳しく諭したりしましたけど、子供を信じて根気良く見守ることが大事です。
どのようにして成績を上げていくか?
「子供を信じて暖かく見守る」が結論になります。
長男の成長過程を提示しながら、どのようにここまできたのか過程を紹介します。
ぜひ参考にしてください。
モチベーションを維持するには?
本格化する小4〜小6と中学受験は長丁場です。
子供も親もモチベーション維持がなかなか難しいのは確かです。
長丁場のなか、子供さんの成績が伸びなかったり、ダラダラしたり、行きたくないって言い出したり、さまざまな局面が訪れると思います。
そんな時にどうしたらいいか?
難しい問題ですよね。
私は現在進行形で中学受験の子供を育てていますが、客観的に精神科医の立場から、困難な局面でどのように対処したら良いか分析しています。
お読みになっていただければ、いつかくる場面で役立つと思いますので参考にしてください。
思うように点数が伸びずイライラすることもあります。
その時は、この記事を読んでみてください。イライラを抑える術を精神科医の立場から説明しています。
また、子供が気持ち的に参ってしまわないか注意は必要です。
精神的なサポートについては、過去記事を参照してください。精神科医としてアドバイスさせていただいております。
受験だけでなく、いろんなところで役立つ内容だと思います。
最後に
3人の勉強関係の習い事ですが、2022年8月現在、
長男:小学校6年生で浜学園1年生の2月から通塾しています。浜学園のテストで偏差値60以上。
次男:小学校3年生で公文に幼稚園年中から通っています。算数G130(中1相当)、国語EⅡ170。
三男:小学校1年生で公文に幼稚園年長から通っています。算数C10(小3相当)、国語AⅡ170。
次男と三男は、共に公文の他に、プール、英語を習っています。英語は遊び程度のところです。
と、小学校6年生の中学受験代は月10万前後と高価で、今は教育費だけで20万/月くらいかかっています。
教育には投資を惜しまないようにしています
と、強がっています汗
月々の教育費がかなり高くなってしまっていますが、「教育こそ最大の投資」という考えのもと、できるだけサポートしていきたいと思っています。
賛否両論あると思いますが、スポーツも勉強も同じで、小さいころの経験や受けた教育がのちに大きな財産になることは間違いないです。
なぜ教育費をかけるべきか、解説していますので参考にしてください。
この他にも、成績の推移、夏期講習の重要性などなど、中学受験に関して週1回くらいの頻度でブログ記事を書いています。
三男が中学受験を終える5年後まで書き続けていきたいなと思っています。
中学受験に関する記事については、ブログのトップページからカテゴリー「中学受験」でさまざまな記事を参照にしていただけます。
少しでもいいなって思っていただけましたら、Twiiterのフォローや他の誰かに教えていただけると嬉しいです。
そんなことしていいただけなくても、最後までお読みいただけただけでも嬉しいです。
これからもよろしくお願いいたします。
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