今回は、天体や星が好きになる望遠鏡をご紹介したいと思います。
次男が星座や星に興味を抱くようになり、望遠鏡を購入しました。
私自身は、星や星座にほぼ興味がなく、オリオン座くらいを知っている程度です。
高校受験の時に勉強した知識も跡形もなくなっている状態です。
子どもは、「MOVE動く図鑑」で星に興味を持ったと思います。
別記事でご紹介した「MOVE動く図鑑」で「星」や「宇宙」を扱ったシリーズがあるのですが、それは大人が見ても面白いので子どもながらに興味を抱いたのだと思います。
MOVEシリーズの図鑑は秀逸で、付属するDVDだけでも一見の価値があります。
「宇宙」のほかにも「星座」などのシリーズがあります。
この図鑑がきっかけで星に興味を抱くようになりました。
中学受験でもよく扱われる分野なので、好きになってくれると吸収が早いです。
興味が大きくなり、「望遠鏡が欲しい」とねだられるようになりました。
まぁ、値段も高いのでどれを買うか吟味した後に、
ビクセン社のポルタⅡ A80Mf
というものを購入するに至りました。
今回は、この望遠鏡をご紹介したいと思います。
購入に至るまで
長男と次男は、誕生日にほしいものがなかったようで「保留」という形で放置していました。
長男はスマホが欲しかったようですが、受験に合格するまでスマホはダメと言っていました。
それが、最近になって、星に興味を抱くようになり「望遠鏡」が欲しいというようになりました。
特に次男と三男の熱がすごくなり、望遠鏡は高そうとビビりながらも、
「お金より経験」
ということで購入することにしました。
兄弟3人分のクリスマスと誕生日を合算することで子どもたちと合意に至りました。
次男と三男は、あまりの望遠鏡欲しさに「クリスマスと誕生日プレゼント」の抱き合わせということに快諾していました。
長男は渋々という感じでしたが。
次男は半信半疑ですが、三男は完全にサンタさんを信じているので、どうやってサンタと交渉しているのか疑問に思っていました。
とにかく、サンタさんから同意を得たということにして、望遠鏡を購入することが決定しました。
まずは、
✅ 価格ドットコムの売れ筋ランキング
を見てから、売れ筋の商品を一つずつ(雑に)調べました。
ランキング上位の
との口コミやレビューも多かったため、これを購入することにしました。
Youtubeでも、いろいろと紹介されており、
✅ 土星の環や木星のしま模様が見える
✅ 組み立てが簡単
✅ 子どもでも操作が可能
ということがわかり、これに決めました。
ビクセン ポルタⅡ A80Mf
Amazonで購入して2日くらいで届きました。
値段は5万円ちょっとでした。
大きな段ボールで届き、中を開けると様々な部品があり「組み立てるのが大変そうだな」と思いました。
仕事帰りで疲れていたのですが、次男と三男の圧が強く組み立ててみると、意外に簡単に組み立てられました。
付属の説明書を見ながら、大体15~20分で組み立てられます。
大きいので広い場所で組み立てるとよいと思います。
リビングで組み立てましたが、こんな感じになりました。
さっそくルーフバルコニーに持って行って星を観察してみましたが…
あいにく、曇り気味であったのと、その日は月がなかったですし、後で説明する「ファインダー」と本体の焦点が合っていないため、初日はほぼ見えませんでした。
ファインダーは秀逸
望遠鏡は倍率が高いので、的が狭いです。
そのため、適当に標準を合わせて望遠鏡をのぞいても星は見えません。
角度が少しズレるだけで星は望遠鏡の枠内にとらえることはできません。
そのため、「ファインダー」を使って、あらかじめ目標の星を捕えておく必要があります。
「ファインダー」は下の写真のように望遠鏡の横に並行してつけられていて、星を望遠鏡でとらえるために必要なものです。
このファインダーには、クロスヘア(十字の照準)がついています。
このクロスヘアで真ん中にとらえると、本体で星を観察することができるのです。
ただ、あらかじめ明るいときに、ファインダーと本体がシンクロしているか調整する必要があります。
下の写真のように、ファインダーの二か所に微調整できるねじがついていて、これを絞めたり緩めたりすることでファインダーのクロスヘアと本体の中心が合うように調整する必要があるのです。
<写真>
日中に看板など動かない目標物などで調整するとよいでしょう。
太陽を覗いてはいけないので、太陽を目標物にしないようにしてください。
この標準合わせをしておくと、夜に見たい星を比較的簡単に望遠鏡でとらえることができます。
慣れてくると、夜でも調整は可能です。
実際に星を見てみた
組み立てたものの疲れたので、子どもたちが勝手に見るのを見守っていました。
というか、疲れていたので放置していました。
まぁ、しっかり見えるまで時間がかかるかなと見くびっていました。
しかし、小学校3年生の次男が、率先してファインダーを調整し星を観察していたのですが、
「木星が見えた!4つの衛星も見えた!」
と叫けびました。
まさかと思いみせてもらいましたが、しましま模様まで見える木星と4つの衛星がはっきりと見えました。
スマホで納める装置がなかったため、スマホのカメラレンズを望遠鏡に近づけて撮影するとこんな感じで撮れました。
つぎに、
土星も見えた!わっかまで見える!
と次男が叫ぶので、どれどれとみてみると、小さいですがはっきりとわっかのある土星が見えました。
肉眼では、星が見えるかどうかはっきりしないのに望遠鏡でわっかまで見えると流石に感動しました。
小学校3年生でもすんなり使うことができる望遠鏡の使い勝手の良さにも驚きました
天体アプリの活用
空にかざすと星座や星を教えてくれるアプリがあります。
これらのアプリですが、最新のGPSテクノロジーなどを駆使して、自分の位置から見える星や惑星の現在地をリアルタイムで割り出し、その場所を正確に示してくれます。
こんな感じで空にかざすとほぼ正確に星が表示されます。
動画にするとこんな感じです。
このようにして、自分がどの星を見ているのか正確に把握することができるんです。
まとめ
星アプリを使いながら、天体望遠鏡で星を見ると世界が変わります。
しかも、天体にも強くなり中学受験のアドバンテージにもなります。
少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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