中学生にもなると行動範囲が広がります。
特に私立中学は、学区という概念がないため様々な場所から生徒が集まります。
ですから、色々な場所に遊びに行こう!ということになります。
電車に乗って出かけることへの心理的な障壁がないわけです。
また、私立中学に通うお子さんは経済的に裕福な家庭が多いと推察されます。
ですから、多少お金のかかるところまでも行動範囲となるのです。
公立中だと地元のカラオケとか公園とかゲーセンとか、そういうお金があまりかからないところが多いと思います。
長男には、USJなどに誘われたら遠慮せずに行っていいよと言っていました。
そして、ある日の22時に
「友達にUSJに誘われた。明日行こうって」
と言われました。
誘ってくれたお友達はみんな年パス持ちとのことで長男にも年パスを買うことにしました。
学生だと
年パス20,000円(うち2,000円分はギフト券)
という価格でした。
3回行ったら元を取れる計算でしょうか。
加えて、1万円を渡してUSJに行かせました。
「みんなが買うものは遠慮せずに買っていいよ」
と伝えていました。
自分だけ遠慮して、グッズやフードを買わないのはかわいそうなので予め伝えました。
まぁ、長男は遠慮するタイプではないのですが。
お金はかかりますが、友達と一緒にUSJ行くようになったか…と感慨深かったです。
大きくなったなと。
こういう時に、経済的に「いけない」というのはかわいそうなので親は稼ぐしかないですね。
いけないとなると、今後、お金が必要なイベントに(いじめではなく遠慮されて)誘ってくれない可能性も出てくるし、そのような辛い経験が「お金への執着」を強くしそうです。
この辺りは、各ご家庭の考えや事情があるので正解はありませんが。
21時前に帰宅しました。
ものすごく楽しかったことが表情からわかります。
でも、結局、お金はあまり使っていませんでした。
「サイゼリア行って食べた。」
「パーク内は飲み物高いから買わなかった」
と。
意外でした。
いい友達に恵まれたもんだと。
お土産も使用期限のあった2000円のクーポンでお菓子を買って帰ってきたのみでした。
SNSにアピールすることをしていないので、純粋に友達とUSJ行ったことがすごく楽しかったようです。
そういう友達関係を築いて行ってくれれば、いいなと思います。
ある程度の出費は仕方ありません。
ところで、長男は未だに月々のお小遣いというのは渡していません。
今回のように必要な時に渡している状態です。
Twitterでいただいたコメントで、
「年に1回10万をドンと渡して、自分で考えて使いなさい」
としてみてはどうか?というご意見をいただきました。
それもいいと思いました。
ただ、リスクもあるのでなかなかそのような大胆な方法に踏み込みにくいですね。
必要な時に渡すのでは、やりくりというのが身につかないとも思いますし。
小遣いって難しい問題ですね。
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