今回は、三男が憧れて仕方がない「大谷翔平」の親御さんのインタビューについて書いてみたいと思います。
天才を作る親たちのルールという本からのご紹介です。
天才を作る親たちのルール全国のお父さんに読んでほしいことばかり…気づきと反省を強いられます。
子育ての時間はすぐに過ぎ去ってしまうので、全力で関わらないといけないなと…つくづく。
『長男が小さい時は仕事が忙しく時間を共有できない懺悔の気持ちがあった。それではいけないと思い、翔平にトコトン付き合うなら仕事の付き合いをやめ、睡眠時間を削ろうと決心した。翔平を通じて野球に関われる喜びから自然と湧き出た決心であった』(一部解釈含む)
天才を作る親たちのルールより
これは僕自身にもよく当てはまることで、痛いほどよくわかります。
長男が小さいころが、むちゃくちゃ忙しかったのでなかなか子育てに関わる時間が持てませんでした。
休日、非番(オンコールではない)なのに遊びに行く直前で病院から電話がかかってきて、遊びに行くのを中止したこともありました。
本当に、むちゃくちゃな勤務でした。
まさにやりがい搾取。
電話がかかってきたら「病院に来いよ」と暗に示唆されます。
こんなことはおかしいと早めに気づけて、なるべく子供との時間を優先するようにしました。
今は、三兄弟の勉強を見たり、次男と三男と野球をしたり、なるべく子供達と時間を過ごそうと努力しています。
繰り返しになりますが、仕事も大事かもしれないですが、子供がいつの間にか大きくなってしまったというのは残念すぎるので、何が大事なのかよく考えると良いかもしれません。
『昼夜二交代の仕事と少年野球のコーチ業の二刀流は厳しかったが両立させていた。手を抜くつもりはない。父親が無理をしていれば子供にも伝わる』
天才を作る親たちのルールより
睡眠時間を削ろうとしたり、無理をするというのは賛否があるところでしょう。
ただ、個人的には、睡眠時間を多少削ってでも子供と関わる方が良いと思います。
もちろん、体を壊してはいけませんが。
僕は、仕事で疲れていても、当直明けであったとしても、なるべく子供と関わろうとします。
それは、義務というより、関わる方が楽しいし、後悔がないからです。
もし、子供との時間を割かなかった場合、後悔することが多いのです。
『父がコーチする時、翔平を特別視したりせず平等に接することを徹底していた。また出しゃばった態度は謹んだ。これにより翔平にフェア精神と謙虚な姿勢を学ばせた』
天才を作る親たちのルールより
これは個人的に素晴らしいことだと思います。
大谷翔平は小さい頃から規格外の野球のうまさだったようですが、周囲がもてはやそうとしてもそれに同調せず、特別扱いはしなかったとのことです。
なかなかできません。
自分の息子が褒められているのを褒めずに律することができるでしょうか?
天狗になってはいけない。
天狗になって、将来を棒に振った人たちはたくさんいます。
その育て方こそが、今の大谷選手を作っていると言っても良いでしょう。
この点に関しては、私も注意していて、テストで良い点を取ったときなど褒めたくなりますが「勝って兜の緒をしめよ」と天狗にならないように注意しています。
また謙虚な姿勢も親から子に伝わるでしょう。
親が傲慢かどうか。
医師であれば、患者やコメディカルに傲慢な態度をとっていないか?
常に謙虚でいること、これは子にも大きく伝わると思います。
最後に
『親自身に野球をこれほどまでに好きだったことを気づかせてくれた。それだけでも大きな親孝行をしてくれた』
天才を作る親たちのルールより
決してお金や成績じゃない親孝行…
子とたくさんの時間を共有できたからこそ、生まれた感情かもしれません。
今回、大谷翔平を育てたご両親のインタビュー記事を取り上げました。
この「天才を作る親たちのルール」という本には、藤浪晋太郎など有名スポーツ選手の親御さんのインタビューが掲載されています。
決して真似ができるものではありませんが、非常に示唆に富み、参考になるものばかりでした。
三男が興味津々で読み始めたのですが、その気持ちもよくわかります。
ただ、ルビがふっていないので、ちゃんと読めているかどうかわかりませんが。
どうしても、仕事でしんどい時は、子供の話や遊び、スポーツに付き合いたくない気持ちが出てしまいますが、そういう時はこの本の金言を思い出して奮い立たせるようにしようと思いました。
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