前回記事の続きで、浜学園で行われた超難関中学(灘)の秋期進学説明会のお話(前半)を書きます。
コアな裏話は別記事にするのですが、今回は表向きのお話を簡単にまとめてみたいと思います。
前回の記事はこちらです。
内容は浜学園のカリキュラムに沿った説明が多いです。
一つずつ見ていきましょう。
授業・テストの繰り返しが大事
授業やテストの繰り返しによって徹底的に学力の定着度をアップさせることが4〜5年生にとっては大事。
普通の場合、生徒が一番集中して勉強しているのは「テスト中」です。
したがって、授業で習ったことを家庭学習でしっかり復習して身につけて、次のテストで自分の最高点がとれるようにすることが大事です。
その結果、生徒はテスト中に一番効率よく成長します。
この実践的な実力のつけ方の繰り返しが小6の終わりに大きく花開きます。
「テスト中が一番集中していて成長できる場である」は当たり前のことなのですが、見落としがちです。
一番成長できる時に実力を発揮できるように、普段からテストを意識して復習することが大事です。
ですから、
テストさながらに時間を測って問題を解く
ことが大事になってきますね。
豊富な学習量を確保する
豊富な学習量を与えて、自分で時間配分を考えさせ、できる限り問題量をこなす練習が必要。
最近の難関中の入試問題は科目を問わず処理能力が問われます。
そして、問題自体も100点満点はほとんど出ず、7割取れたら十分合格レベルです。
自分の実力を十分に出すのに長時間かかるという処理能力は、男子最難関中入試では通用しません。
ですから、浜学園では小6の1年間はたくさんの問題量を短時間で選択してコンスタントに解く実力を徹底的につける訓練を受けます。
長男が小6のときも膨大な量の宿題で、少しでもつまづいているとこなせない量でした。
つまり、小6の宿題量をこなすのが難しいとなると最難関は厳しいという判断になってしまうシビアな世界です。
大母集団での成績管理が1点かつ1分1秒の大切さを教え込む
浜学園では、小6の1年間、中学受験を目指す大母集団の中で成績を管理されます。
男子最難関中の合格実績から、浜学園の小6テスト母集団は、京阪神間の最難関中学受験者の半分近くの層が集まっていると言えます。
私もこの理由から、子供たちを浜学園に入れようと思いました。
母集団が優秀であると、その立ち位置でどこに受かりそうかある程度予想がつきやすいですし、何より、優秀な母集団に揉まれることで成長も見込めます。
したがって、テストで少しでも失敗すると順位が大きくさがるので、注意力や精神力が確実に身につきます。
テストの量も半端なく多いので場慣れもします。
緊張感があるテストで鍛えられると、本番でも力を発揮しやすくなると思います。
前半はここまで。
後半と裏話は別記事にしたいと思います。
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