今回は、浜学園から保護者向けに説明のあった『秋を乗り切る方法(最難関中学編)』について説明いたします。
秋が勝負と言われています。
は?夏が天王山って言ってたやん!秋もしんどいなんて聞いてない
と、親子ケンカが始まります。
6年生のお子さんは、どの子も「夏は天王山」と言われて遊ぶ時間もなく勉強に励んできたと思います。
そのうえで、さらに「秋も山場」と言われると、怒ってしまうお子さんもおられるかもしれません。
ですが、
夏の頑張りを活かすためにも、秋以降が最重要です。
秋以降で手を抜くと、夏に頑張ってきたことが水の泡になってしまいます。
では、秋をどのように乗り切っていくか、浜学園の説明を参考にしながら解説していきます。
秋を乗り切るための3つのポイント
志望校を受験校に決定する努力が必要になってきます。
志望校はあくまでも「行きたい学校」であって、実際に受験する学校とは異なってしまう可能性もあり得ます。
志望校を「行きたかった学校」にしないためにも、受験校にするためにどのようにしていくかが大事です。
どのようにして「志望校を受験校」にできるのでしょうか?
ポイントは、3つです。
✅ 夏休みの勢いを保つ
✅ 模試の結果で一喜一憂しない
✅ 残り4か月が本当の勝負(気を抜かない)
それでは、ポイントごとに解説していきます。
夏休みの勢いを保つ
夏休みが終わると学校が始まるので、塾と学校の両立が大変です。
まず、親が夏休みからいち早く頭を切り替え、大変なことを理解してあげてお子さんに接することが大事です。
夏休みは時間が比較的たくさんありましたが、学校が始まるとそうはいきません。
なかなか予定したとおりに勉強や宿題が進みません。
そこで大事なのは、
今日一日質の良い勉強ができれば課題が残っていてもよい。
明日は時間短縮してより正確に取り組む。
ということです。
自分のお子さんだけが、うまくいってないわけではなく、学校が始まると行事も増え、多くの子がリズムを崩しがちになります。
そんな状況を理解せず、
ちゃんと宿題をしなさい!なんで勉強しないの!
などと怒っても逆効果で、子どもは反発しよりやらなくなってしまいかねません。
秋以降は、問題が受験レベルに難しくなってくるので、問題数は少しでも「大変だ」ということを理解していく必要があります。
大変だということを理解したうえで、優しく声掛けをしていくことが大事になってきます。
時間がない分、量はあまりこなせないので
「質を上げていく」
ことが重要になってきます。
だらだらと深夜まで勉強や宿題をする
ことは固く禁じられる行為です。
小学生が深夜1時とか2時まで勉強した場合、次の日に大きく響き、結果として大きくリズムを崩してしまいます。
短い時間で勉強の質を上げるためにも、どの宿題を優先的にこなすか親がサポートしてあげましょう。
睡眠時間は7~8時間は取るべきです。
寝不足の状態で勉強しても、効率が悪くお勧めできません。
家庭学習のポイントは、質の良い短時間の勉強である。
夏休みの状態から学校が始まり、上記のようにうまく切り替えていくことで、「夏の勢い」を保ちながら勉強のリズムを作っていくことができます。
模試の結果で一喜一憂しない
模試の結果で一喜一憂してても仕方ないのはわかるのですが、非常に難しいことだと思います。
やはり、模試やイベントで一喜一憂してしまいます。
しかし、一回の模試の結果ごとに、
合格ラインを満たしてないから志望校を変えようかな?
とか
合格ラインを超えたから少し手を抜いてもいいかな?
などと結果ごとに気持ちがブレていると、その時間がもったいないですし、志望校を受験校にすると決めたら迷わずに勉強を進めるほうがよいです。
テストの結果ごとにお子さんと話し合いをするご家庭もあると思います。
ただ、結果ごとに家族会議や子供との話し合いをしていると子どもの気持ちがブレてしまいます。
模試の判定が出ることに、家族で話し合いはやめましょう。
1~2週に大きな模試があり、そのたびに「受験するべきかどうか」を議論していては時間の無駄ですし、ケンカ気味に話し合った場合に翌朝以降に親子で顔を合わせるのもしんどくなってしまいます。
親御さんは9月からの2か月間は志望校に向けて一心不乱に頑張れるような環境づくりを心がけましょう。
10月末に模試の結果を振り返り、最終的な志望校を決定すると決めて、その間結果が悪くても自信を失わないように努力できるような声掛けをすることが大事です。
否定的な声掛けばかりしてもいい結果はでませんし、精神衛生上もよくはないです。
結果が悪くても自信を失うことなく努力し続ける
残り4か月が勝負
4か月あれば、偏差値5~10くらいなら逆転できると思い頑張ることが大事です。
9月から数えると、残り4か月余りが勝負であることを認識して、勢いを弱めず進めることが大事です。
頑張れば十分に間に合うのですが、少しでも気を抜けばひっくり返される可能性も認識しておくことが大事です。
ライバルも頑張っていると意識して、のんびりペースで満足してはいけない。
と、浜学園の講師の先生もおっしゃっていました。
どの子も必死になって勉強しているので、逆転されたりしたりする可能性は十分になるのです。
塾でのライバルを心の中で作っておくことが大事ですね。
今頃、あの子も勉強しているだろうなって思うと、より勉強に身が入るかもしれません。
親御さんは、お子さんのペースが落ちないように建設的な声掛けを心がけたいですね。
まとめ
今回は、浜学園から保護者向けに説明のあった『秋を乗り切る方法(最難関中学編)』について説明いたしました。
✅ 夏休みの勢いを保つ
✅ 模試の結果で一喜一憂しない
✅ 残り4か月が本当の勝負(気を抜かない)
最難関中学を目指すとなると、かなりの努力と根性が必要になってきますね
最後までに諦めずにやり抜く力
妥協しない継続力
周りに流されない確固たる信念
小学生にしてかなりの精神力が求められますね。
スポーツも同じですが、高みに登ろうとすればするほど、これらの力が要求されますね。
ここを乗り切ると、大学受験、社会人になってからも精神的にはかなり強靭になりそうです。
親御さんも大変だと思いますが、ともに頑張っていきましょう。
親御さんがどれだけサポートしてあげられるか
も大きなポイントになってきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
少しでも参考になれば幸いです。
浜学園の資料請求や無料体験受講を是非!
浜学園は、非常におすすめの中学受験専門塾です。
浜学園には長男が通塾中ですが、次男も三男も入塾を予定しています。
安心して自分の子供を預けられる塾です。
関西を中心に、灘をはじめとする最難関中学から難関中学まで幅広く多数の合格者を輩出しています。
☑ 灘中合格者数は2022年は96名で、18年連続37回目の日本一を達成。
☑ 甲陽中学合格者は97名で、12年連続日本一達成。
☑ 星光中合格者数は、113名で5年連続日本一達成。
☑ 東大寺中は150名(5年連続日本一達成)、西大和中は234名(13年連続日本一達成)。
☑ 洛南中は147名(14年連続日本一達成)、洛星中は89名。
☑ 男子最難関中(灘、東大寺、洛南、西大和、甲陽、星光、洛星の7校)の合格者数は合計926名(募集人員合計1495名の61.9%)を占める。
上記のように、男子最難関中学だけではなく、神戸女学院、須磨学園などなど女子の難関中学も幅広くカバーしています。
まずは資料請求だけでもしてみてください。
コメント