今回は、おすすめの問題集をご紹介します。
余力があれば、東京出版の「中学への算数」をやったほうがいいでしょう
正直なところ、浜学園であれば塾の算数だけで十分難関中学を狙えるとは思います。
ただ、灘中を目指すとなるとやや不足している感じはします。
とはいえ、小6は他の教材をやる余裕なんて恐らく無くなる状態になるので小4〜5の余裕がある時に東京出版の「中学への算数」の問題をピックアップしてやっていくことは有意義でしょう。
ちなみに、私は大学受験の時に「大学への数学」という「中学への算数」の大学受験版をやっていました。
はじめて目にしたときは、こんな問題集を誰がやるんだ!?なんて思ったりもしていました。
ところが、結構面白く気付けば年間購読してしまっていました。
月刊誌で、「日々の演習」という毎日1問ずつこなしていく形式の問題がテーマ別に特集されます。
他にも色々なテーマを扱っていて飽きません。
ただ、ある程度の実力が必要というところがポイントです。
入門書としては、全く役に立たないでしょう。
基礎的なことをわかっている人向けの雑誌になります。
中学受験においては、塾に通っているので月刊誌「中学への算数」を購読することはなかなかできません。
塾プラスアルファでこなすには、毎月の問題集は重たすぎるでしょう。
ということで、月刊誌「中学への算数」ではなく、臨時で出版される以下の問題集はおすすめです。
算数プラスワン問題集
先日、うちも購入しました。
✅中堅校受験を目指す6年生の弱点補強に、難関校を目指す5年生の基礎力整備に4部構成の問題集。
✅分野別ではなく、1題1テーマの問題形式で、典型的な良問や考え方に一通りふれ、解き方のイメージを訓練。
✅図や表をふんだんに使った分かり易い解説と、索引に工夫を施し、探したい問題の検索が容易。
と説明されています。
苦手分野の補強にいいようです。
塾の問題を復習させてもいいのですが、何回もやっていると答えを覚えちゃっていたりします。
答えを覚えてしまっていると、あまり達成感が得られません。
似たような問題に出会したときに、同じように正解へと導けるかどうかがポイントです。
塾と並行しながら難しいかもしれませんが、少しずつ進めていきたいと思います。
以下はホームページより引用しています。
本書の利用方法は2通りある。 1つは、難関校を目指す受験生が小学校5年生の後期から、難問にとりかかる前に一通り典型的問題をマスターしておきたい場合。 もう1つは、中堅校を目指す小学校6年生が、2学期頃から最終的なチェックにとりかかる場合である。 どちらの場合も、 様々なタイプの良問や考え方に一通りふれることが上達の秘けつであり、効率的な学習となる。
東京出版のホームページより
本書の構成は,
●第1部:基礎講座 2ページ×5
●第2部:典型題の演習 40テーマ各6~8題
●第3部:テーマ演習 12項目
●第4部:入試問題精選
からなっており、インデックスが4ページついている。
このインデックス機能が充実しているのは、「自分の苦手な項目、やりたいタイプの問題」がさっと出てくるような問題集を作りたいという著者の強い希望によるもので、こうしたきめ細かい配慮も、この著者ならではの特色といえるだろう。
参考書としては決して高くはないのでおすすめですね。
ステップアップ演習
これも購入しました。
✅難化傾向にある中学入試に対応するために、算数の全分野を新しい視点から21の分野に再構成し、学力の点検が効率よく出来るようにするとともに、これだけは身につけておきたいという基礎事項を徹底的に追求した。
✅中学入試問題を中心に、良問346題を精選。各問ごとに詳しい解答・解説とポイントとなる事項を強調することで、応用力が効 率よく身につくよう配慮。
と紹介されています。
過去の中学受験の問題を集めたタイプの問題集です。
出題されている中学校を見ると、どれも難関〜最難関と呼ばれるところばかりです。
難点は、2000年に出版されている問題集なので「古い」ということですね。
あくまでも余裕がある時にやる問題集という位置付けでしょう。
有名進学塾の算数模試
これは期待しかないです。
次男が通っている浜学園だけでなく、SAPIX、市進学院、啓明館、進学館、成基学園、希学園、馬渕教室、早稲田アカデミーなどの模試が掲載されています。
はっきり言って、
「模試でいい点数を取れないと偏差値は上がらないし、結果として志望校も狙えない」
ことになります。
「塾の模試なんて勉強する必要あるのか?」
というご意見もあることでしょう。
「塾の勉強やっていれば模試で点数取れるっしょ!」
と勘違いされている人も多いでしょう。
違うんです。
塾の問題集を解いていても、塾の模試で高得点は取れないです。
これは、長男と次男を見ていて痛感しています。
いくら塾のレギュラーの授業を頑張っても公開学力テストなどの実力テストで点数は取れません。
塾の模試は全くの別問題なんです。
ということを理解しておかないと、
塾を頑張っても成績が上がらない…ちゃんと理解できているんだろうか?
という誤解を招いてしまいます。
違うんです。
塾の模試用の勉強をしないと、算数では高得点を取れない仕組みになっています。
これは誰も言いませんが、真実なんです。
多分言ってしまうと、みんな塾の模試の勉強をするのでライバルが多くなるかも!?と恐れているのかもしれません。
とにかく、塾の模試の勉強を時間を見つけてやらないと一向に成績は上がりません。
塾の成績が上がると、偏差値も上がり、モチベーションも上がり、志望校のランクも上がります。
ぜひ模試の勉強をしてみてください。
以下は問題集の説明です。
有名進学塾のノウハウがこの1冊に集結!
■分野別・難関中・超難関中セットを用意
■自己採点形式で弱点補強に最適!
本書は、中学受験に精通した進学塾の先生方により作成された模試形式の学習書です。実戦を意識しながら学習するスタイルですので、 最終仕上げの問題集として最適です。
東京出版のHPより
また、自己採点形式により、弱点分野を見つけやすく、さらに解答・解説では、随所に進学塾ならではの手法が盛り込まれており、 入試本番を意識しながら実力の養成が可能です。
本書を活用して、自分の弱点を確認するとともに、入試本番までに確実に補強して、志望校合格を目指しましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
少しでも参考にしていただければ幸いです。
浜学園の資料請求や無料体験受講を是非!
浜学園は、非常におすすめの中学受験専門塾です。
浜学園には長男が通塾中ですが、次男も三男も入塾を予定しています。
安心して自分の子供を預けられる塾です。
関西を中心に、灘をはじめとする最難関中学から難関中学まで幅広く多数の合格者を輩出しています。
☑ 灘中合格者数は2023年は92名で、19年連続38回目の日本一を達成。
☑ 甲陽中学合格者は83名で、13年連続日本一達成。
☑ 星光中合格者数は、100名で6年連続日本一達成。
☑ 東大寺中は150名(6年連続日本一達成)、西大和中は261名(14年連続日本一達成)。
☑ 洛南中は137名(15年連続日本一達成)、洛星中は88名。
☑ 男子最難関中(灘、東大寺、洛南、西大和、甲陽、星光、洛星の7校)の合格者数は合計911名(のべ)。
上記のように、男子最難関中学だけではなく、神戸女学院、須磨学園などなど女子の難関中学も幅広くカバーしています。
まずは資料請求だけでもしてみてください。
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