今回は2026年中学受験組の次男が受けた7月の公開学力テストについてです。
徐々に成績が上がり始め、親子ともに期待が膨らんでくる中でのテストでした。
6月までの様子については以下の記事を参考ください。
苦手な国語も徐々に成績が上がってきており、国語もできるようになってきたか!と欲が出てしまっています。
こういう時に、ちょうど大きなしっぺ返しがくるんですよね。
そして、油断しているのか、マイクラが次男のマイブームになってしまっています。
マイクラは、立体感覚や簡単なプラグラミングが学べるゲームです。
ゲームとしてはよくできていて、バーチャルで立体感覚を養うという意味では非常におすすめなゲームです。
ハードはスイッチだけではなく、iPadなどでもできます。
うちはスイッチ版も買ったのですが、スイッチ自体を全く使っておらずPC版で遊んでいます。
私の家で一時期流行っていたのですが、いつの間にか誰もやらなくなっていました。
しかし、次男の中で最近ブームになってしまい、またやり始めてしまいました。
さらに、悪いことに、、、
私も一緒になって遊んでしまっているというダメな父親になってしまっています。
次男と一緒にやったりしています
こういう状態になると、次男と一緒に決めた勉強のルーチンが崩れてしまっています。
国語の成績が上がらないので、
☑️ 毎朝5分程度ですが長男が使っていた語句のプリントを1ページこなす
という簡単なルーチンを毎朝学校にいく前にしようと決めたものの、夜一緒にゲームしているからなかなか朝に起きずにルーチンをしなくなる…
夜と行っても22:30には寝かせているのですが、いつもより30分遅くなると朝起きれなくなりました。
そんな状態で、今回の公開学力テストに臨みました。
親が緩んでいたので当然の結果でした。
国語が論説文で内容が非常に難しかったようです。
テストを終えて絶望のような顔をして帰ってきました。
理科はいつも通り、算数は凡ミスあったけどまぁまぁできた。ただ、国語が全然できなかった。
と次男。
あぁ…これは私の責任や
と、思いました。
次男にゲームはしばらくしないでおこうと告げましたが、
「うん」
と反発するわけでもなく、悲しげに頷いていました。
そして、早速、国語の間違え直しと復習をしていました。
健気にゲーム禁止を受け入れ、すぐに復習している次男を見ると、なんだか切なくて、愛らしくて仕方なくなりました。
テスト中は国語の文章が難しくて理解ができず、頭がパニックになったとのことでした。
「もう何が何かわからなくなって、頭が真っ白になった。」
と、相当なパニックになっていた様子です。
私も大学受験の時に、解けなくてはいけない問題が解けずにパニックになり頭が真っ白になってしまったことがあります。
…
刻々と時を刻む時計
ライバルの止まらない鉛筆の音
頭は真っ白なのに心臓の鼓動は早い
…
思い出すだけで、キューっと心が痛くなります。
それをまだ10歳の我が子が経験したと思うと切なくなります。
問題を見てみると、確かに小4にはちょっと難しすぎる内容でした。
語句もいろいろ知っていないと文章を理解するのは困難でしょう。
健気にテストを復習し、ゲーム禁止に反発するわけでもなく素直に受け入れる次男。
ゲーム禁止なんてできるわけありません。
ただ、逆にチャンスだと思い、ルールをきちんと決めてゲームをその日のうちに解禁にしました。
☑️ 夜10:30には寝ること
☑️ 毎朝、語句プリントを1ページすること
☑️ 塾の国語の宿題は2周すること
ということを守れたらゲームをして良いということで次男は大喜び。
その夜から一緒にマイクラをしてしまいました。
長男は、落ち込んでいる次男に対して、
「どうせ明日にはゲームやっていいよって言われるって。俺もそうやったし。」
と言って慰めていたようです。
それがその日のうちに解禁になったので、
「うわ、思ってたよりめっちゃ早かったやんwww」
と笑っていました。
そして、そのテストの結果が先日発表されていました。
算数と理科は偏差値65以上でいつも通りの成績でした。
国語は…
平均より低いかなと思っていましたが、平均ちょい上という結果でした。
3教科でも偏差値60越えでしたので、そこまで悪いわけじゃないと一安心。
次男は、結果をすぐに知りたくて塾の帰りに
「どうだった?」
と心配そうに電話をかけてきました。
結果を告げると、むちゃくちゃ安心した様子で「よかった」と。
算数で解けても良さそうな2問を落としていたのですが、
「国語が全然できなくて、次の算数が落ち着いてできなかった。すごく焦っていた。」
と言っていました。
ほとんどの中学受験本番が、国語→算数の順番だと思います。
いくら国語ができなくても算数を平常心で臨む訓練ができたと前向きに捉えています。
そんな状態でも、算数と理科で大きな失点をしないことを褒めました。
この経験が4年生の初めの方で起こってくれてよかったと思いました。
この経験を活かし踏み台にして次のステップに進んでくれたらなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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