今回は、幼児教育としての「公文式」の重要性について説明したいと思います。
以前の記事で、低学年から進学塾に通うことについて説明させていただきました。
この記事でも「公文式」の重要性について説明しています。
中学受験するしないに問わず、
幼少期は、何を習わせたらいいのか?
と、悩まれている親御さんも多いと思います。
結論から言いますと、
浜学園などの中学受験専門の塾に行く前に公文式をお勧めします。
受験しないにしても、小さいころから「公文式」はお勧めです。
私の長男は、いきなり「浜学園」だったので、公文式で学べる「こつこつやる習慣」や「短い文章を解読する能力」を養うことをすっ飛ばしてしまいました。
もちろん、いきなり進学塾でもマッチする子はたくさんいると思いますが、実体験として、「公文→進学塾」の流れがよいです。
そういう私自身、小学校5年の時に少しだけ公文式をやっていました。
ですが、繰り返しの計算問題が肌に合わず数ヶ月でやめてしまいました。
ポイントは、
高学年からではなく、できれば幼稚園から公文式を始めるほうがよい
です。
自分自身でも高学年からの「コツコツやる習慣」を身につけるのは困難だとおもってます。
自分自身の経験から公文式に少し否定的でしたが、幼少期から公文式を始めた次男や三男をみてると少し考え方が変わりました。
次男を例に公文式について考えたいと思います。
? お子さんに公文式を考えている親御さん
? 幼児教育として何を習わせたらいいのか悩んでいる親御さん
? 公文式に通っているが、他人の勉強方法に興味がある親御さん
? 幼児教育に興味がある親御さん
こつこつやる習慣がつく
公文を幼児から勧める理由としては、圧倒的にこれですね。
こつこつやる習慣がつく
まさにこれに尽きます。
小学校2年生以上になると、「めんどう」とか「だるい」とか言って、2年生以上から勉強をコツコツやる習慣をつけるのは比較的難しくなります。
その点、4歳とか5歳とかから公文を始めると、自然とコツコツやる習慣が身につくんです。
次男は幼稚園年中さんの夏、5歳から公文を始めました。それまでに簡単な足し算と引き算くらいはできていたと思います。
ですが、公文では、まず「点と点の結ぶだけの教材」から始まります。
しばらく「これって意味あるの?」っていう教材が続きます。
しかし、
「鉛筆を正しく持つ」「筆圧をつける」などの効果
があります。
なるほど、「鉛筆を正しく持つ」という意味合いはすごく納得します。
公文では、鉛筆を正しく持つことができる鉛筆やサポーターみたいなものを販売しており、鉛筆を正しく持てるようになります。
私の子供の鉛筆の持ち方を比べてみると、明らかに異なります。
長男はサポーターをしていなかったし、持ち方をあまり注意していなかったため、鉛筆の持ち方が変です。
大きくなって注意してもなかなか改善しないし、字も汚いです
次男はこのサポーターや鉛筆を利用していたためか、わりと字は綺麗な感じがします。
繰り返し繰り返しすることで、「習慣の力」は強く形成されていきます。
継続は力なり
毎日、決められた分量をこなすことは非常に大事です。
「継続は力なり」と、イチロー選手も現役時代におっしゃってましたが、これに勝るものはありません。
最初は、うまくいかず挫折しそうになりますが、支える親の力が大事になってきます。
では、どのように継続させたら良いでしょうか?
リビング学習
私の家はリビング学習でダイニングテーブルで勉強をします。
時間がある時は、同じダイニングテーブルに座って勉強を見守ります。
ブログを書いたり、スマホを触りながら見ているのですが、ずるいと子供に怒られたりします
子供部屋で一人で勉強させるのはあまりおすすめできません。
小さい頃は健気に一人で勉強するかもしれませんが、大きくなると勉強してるふりして何をしているか把握できません。
小さい頃からリビング学習の癖をつけましょう
リビング学習の重要性については別記事でも書いていますので参考にしてみてください。
そばで見てあげることで、お互いにそれなりの緊張感を保つことができて「一人部屋での学習」より効率よく学習できます。
兄弟姉妹がいれば、一人がしだすと他の兄弟も勉強しだすので相乗効果もありますし、コツコツとする習慣がつきやすいです。
ぜひお子さんが小さいころから始めてみてください
達成感が得られやすい
目に見えて達成感が得られやすいのも公文式の利点ですね。
ドラクエのレベルじゃないですけど教材ごとにランクが記載されています。
「A120」とか「C50」とかです。アルファベットは学年を表し、Aだと小学1年生レベル、Bだと小学2年生レベル…、Gだと中学1年生レベルといった具合です。
ですので、自分が今どれくらい進んでいるのかわかりやすいし、友達とも競い合えるライバル関係を作り、いい意味で競争関係を築けます。
「競争関係はよくない」と思われる方もおられると思いますが、世の中、競争がない社会はありえません。小さいころからちょっとした競争を楽しんだり、負けず嫌いになっていくことは将来的にプラスに働くと思います。
この「達成感を得られやすい」システムはいいシステムだと感じます。
3学年以上さきに進むとトロフィーがもらえる!
現在の学年から3学年先の教材に到達するとトロフィーがもらえます。
トロフィーがもらえることは子供にとって大きなモチベーションになります。
親にとってもかなり嬉しいことですね
写真にあるように、「3学年以上先学習」とあると、年一回もらえるトロフィー授与の資格が得られます。
次男はコツコツやる習慣がついたためか、小学2年生3月時点で「G60」くらいまで算数は進んでいます。
どのようにしてここまで進められたのかは、別で記載していますので参考ください。
まとめ
幼児教育としての公文の利点について解説しました。
✅ コツコツする習慣が身に付く:何事もコツコツする人が勝つ。「継続は力なり」は間違い無い。
✅ きちんとした鉛筆の持ち方になる:字を書く上で非常に大事。大きくなってからの修正は非常に大変。
✅ 達成感が得られやすい:自分自身の進捗度がわかりやすい。頑張ったら賞状やトロフィーがもらえる。友達と競い合うきっかけや面白さが得られる。
これらは、幼児から始めるほどに利点があると思います。
ぜひ参考にしていただければと思います。
最後までありがとうございました。
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