今日は、1月12日で関西統一日の1月14日まであと2日です。
今日は朝から塾に向かいました。夜の授業を受けて帰ってきます。
大体22時くらいに帰ってきます。
もともと今週いっぱいは小学校を休む予定でした。
自宅で学習をする予定でしたが、秘密の塾自習室が開放されているのでそちらを利用させてもらっています。
内緒の自習室です。秘密ですが、無料で開放されています。
わからないところは講師の先生に質問ができるようです。
やっぱり自宅よりも集中できるようで、自宅で弟二人に囲まれながらわちゃわちゃするより有意義に過ごせます。
同じコース(志望校)のお子さんはかなりの率で参加しているようです。
長男がいうには、話半分ですが70-80%は参加しているとのことです。
周りが集中して勉強していると自ずと勉強する気になるようです。
無料で自習室を解放してくれるのは非常にありがたいです。
さて、YAHOOに以下のような記事が載っていました。
SAPIX出身者の卒業大学の中央値はMARCH以下であったという内容です。
たしかに、SAPIXに通塾するようなお子さんと言えば、のちは「東大」「京大」や「医学部」などの難関へ当然のごとく行くようなイメージがあります。
しかし、現実は違うようです。
中央値(ちょうど真ん中の人、平均ではない)がMARCH以下の大学ということになるようです。
また記事の続きには、以下のように書かれています。
特に、親自身が早稲田慶応以上の学歴であると、SAPIXに行かせたのにMARCH以下だとなかなか受け入れられないようです。
これは私にも当てはまります。
私自身は中学受験はせずに公立高校が初受験で、京都大学(非医学部)から仮面浪人を経て国立大学医学部に入学できました。
そのために、SAPIXや浜学園のような進学塾を経て私立中学にいってるんだから、当然ながら自分の子は自分と同じように最低限、京大は行ってもらわないと困るというような考えがあることは否定できません。
なるべくそのようなプレッシャーをかけたくはないのですが、子ども自身も私の学歴を意識しているような感じはあります。
長男も次男も三男も、
「お父さんは京大だけど、僕は東大行くわ」
と、たのもしいことを言ってくれますが、将来的にそれが自分自身を苦しめないか心配ではあります。
私自身は、親から「私立大学は何学部であろうと経済的に無理」という感じに育てられたため、「国立大しかありえない」という刷り込みのもと育ちました。
そして、どうせならなるべく上を目指そうという精神で勉強し挑戦した結果うまくいきました。
大学は国立しかありえないと刷り込みしていくといい方向にいく場合もあり得ます。
国立ですと医学部といえど授業料は非常に安く、
6年間で350万円(入学金50万円、授業料年間50万円)
です。
一般の方からは、国立であろうが医学部は私立並みに高いんでしょ?って言われることもありますが、実は安いんです。
下手したら、私大文系4年間より安いです。
これから人口減少していくので医師がおいしい職業かどうか怪しいですが、私の年代でいうとコスパ最強であったのは間違いないです。
そんな風に育った私なので、子どもには基本的には、
大学は国立しかありえない
とは言っています。
ただ、この記事にもあるように、時代は変わってきています。
我々の親の時代と違って、受験はより一層苛烈になり狭き門になっています。
長男が大学受験が近づいてきたら現実を見て判断していきたいと思います。
固定観念にとらわれず、柔軟に対応していきたいです。
ただ、しばらくは、
大学は国立しかありえない
の方針で進めていきたいです。
人間って甘い道があると、その道まで自然と落ちていくものです。
退路を断っておくと自然と頑張るようになります。
また、中央値がMARCH以下になってしまう理由は当然ながらもう一つありますね。
上記の表は私立中学に通っている生徒の割合ですが、
2021年で7.6%
しか私立中学に通っていません。
つまり、国立がごくごく少数であることも考慮すると、
90%以上は中学受験をしていない
ということになります。
中学受験は全体の10%以下の戦いなのです。
ただ、10%以下の戦いと言っても、母数全体のレベルが上方向に傾いているので、集団として優秀であることは間違いないです。
ただ、絶対数的には、中学受験をしていない90%の中に数多くの優秀なお子さんがうじゃうじゃいることは間違いないです。
結果として、中学受験で先行していても、高校受験組に後から捲られてしまうのでしょう。
つまり、
中学受験でうまくいったからと言って、継続しないと容易に逆転される
と意識しておかないといけないでしょう。
逆に、
中学受験で失敗したからと言っても、逆転のチャンスは次々に訪れる
ことも十分あり得ます。
すなわち、本人が継続できるかどうか次第です。
そういってしまえば、元も子もないですが、継続していくことが唯一の王道になります。
中学受験は、大学受験までに先行逃げ切りを目標としているので、その先行部分を無駄に失ってしまうとすぐに追いつかれ追い抜かされてしまいます。
特に、ぎりぎり合格した勢はさぼると一気に落ちていきます。
実際、灘中学に入学した200人を見ても、「東大」「京大」「国立医学部」に行ける生徒さんは100%ではありません。
まぁ、現実的には、中学受験してすぐに大学受験まで勉強し続けろというのは酷になるので、
「第4コーナーから捲れるくらいには位置しておく」
くらいには勉強させる感じになるかもしれません。
最後に、何が言いたかったのかというと、
ということです。
当たり前ですが。
仮に第一志望に合格できなかったとしても、過度に悲観的になる必要はありません。
もし長男が第一志望に不合格であったならば、そのように声をかけたいと思います。
最難関レベルの中学でも半分以上がトップの大学に行けるわけではない。かといって、二番手校であってもトップを維持できればトップの大学は行けます。
中学受験は「受かったらゴール」ではないのです。
あれだけ難しい最難関中学に合格しても、大学はトップに行けない子がいるなんて本当に不思議ですが、
「あきらめずに継続すれば逆転も十分ありうる」
ということの裏返しだと思います。
ということで…
あと二日後に迫った長男の本命の本番。
もし不合格だった時のシミュレーションをしておきます。
どんな言葉をかけてもなかなか受け入れられないと思いますが。
もちろん、ずっとA判定なので信じてはいますが、いろんなことで落ちる可能性だってあり得る話です。
私自身、ずっと模試でA判定であった京大医学部に落ちた時はものすごくショックでしたので、気持ちは十分にわかるつもりではいます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
親になってみて初めて、子どもの結果ってこんなに不安になるもんだと思いました。
みなさもにも、朗報が訪れるよう心からお祈りしています。
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