今回は、大晦日にあった浜学園の講演会「算数が劇的に伸びる7つのルール」について解説したいと思います。
講演会を拝聴していて思ったのは、「できる子は弛まない努力をしている」ということに改めて気付かされました。
印象に残ったポイントは何点もありますが、特に、
低学年で才能があるなと思わせる子でもノートをおろそかにすると落ちていく。
逆に、なかなか難しいなと思う子でもノートをきちんと仕上げてくる子は捲ってくる(成績が上がってくる)
浜学園 算数が劇的に伸びる7つのルールより 一部改変
ということです。
童話「ウサギと亀」は受験でもまんま当てはまるんだと思いました。
詳細は後で解説します。
7つのポイントは、
✅ 授業を大切にする
✅ 面倒なことをする
✅ ○と✖️を明確にしている
✅ 必ず何か書く
✅ 真似る
✅ 直しは再現する
✅ ケアレスミスをなくす
です。
一つ一つはそれほど難しいことではないと思うのですが、子どもにさせるとなるとなかなか難しいです。
具体的なポイントを説明していきます。
授業を大切にする
授業を受けながら吸収するということが何よりも大切です。
授業を聞いて、そこで吸収していくと時間効率は非常によいです。
授業後の宿題をするときにスムーズに問題に入り込めます。
大事なポイントは、
✅聴く→聴こえるではなく、意識して聴く
✅書く→黒板に書かれていることは全部書く
✅考える→なぜそのような解き方になるのか考えながら授業を聞く
ことです。
聴く+書く+考えるの三拍子を揃えることが大事です。
私の長男を例に取ると…
算数は比較的好きなのですが、5年生までは毎月の実力テスト(公開学力テスト)における偏差値のばらつきが大きかったです。
50前半の時もあれば、60後半の時もある、という感じでした。
だんだん成績が安定してきたのは、6年生初め頃からになってからでした。
そんな長男なりに大事にしていたのは、「授業」でした。
宿題でわからないところがあると、解答よりも授業のノートを確認していました。
答えが合っていても解き方がイマイチな時に、
「なんとなく変な感じする。授業のノートみるわ」
といってノートをみて「スマートな解答方法」を確認していました。
授業の説明をよく聴いてノートを考えながら書くことで、少しずつですが実力がついてきます。
そのように授業を受けられるように、体調管理、特に睡眠時間に注意が必要です。
眠いとどうしても集中できません。
夜遅くまでやると、勉強している時間は長くなって、一見すると頑張っているように見えますが、効率は非常に悪いです。
算数が苦手なお子さんには、睡眠時間を十分とらせて算数の授業を羽化さるようにしましょう。
面倒なことをする
面倒なことをサボると成績は伸びません。
計算を頭の中でやったり
似たような問題だからと宿題を省略したり
図を書かずに問題を解いたり
…サボろうと思えばたくさんサボりポイントはあります。
そこをサボらないようにすることが大事です。
当たり前のことは確実にする
ことが必要です。
一見、簡単と思える「例題」も目を通すだけでなくやってみることが大事です。
長男も宿題を課される範囲は、例題でも解いていました。
また、
毎日計算練習をすること
も大事です。
計算力は理解力を増します。
私の家も欠かさず計算はするようにさせています
旅行にいったとしてもです(体調不良は除く)。
去年のお正月(長男5年生)のときにディズニーに行ったのですが、ディズニーでもホテルに戻ったら計算などしていました(笑)。
現実的には、宿題を持って行ってやらないと追いつかないというのが本音ですが、継続し続けることが大事です。
ボクシング界で無敗の帝王であるメイウェザーは言っています。
お前らが休んでいるとき、俺は練習している。
お前らが寝ているとき、俺は練習している。
お前らが練習しているときは、当然俺も練習している。
フロイド・メイウェザー・ジュニア
勉強をし続けている人に追いつくのは容易じゃないです。
継続しつづけるとやらない方が気持ち悪いという感じになってきます。
ここまでするべきかどうか賛否両論あると思いますが、スポーツでも四六時中練習している子が伸びるということに通じると思います。
次に、
✅ 面倒がらずに書く
ことも大事です。
練習ややさしい問題も解き方は残しましょう。
何もせずに答えだけ書くと、本番での「部分点稼ぎ」の練習になりません。
どうやってその解答に辿り着いたのかが大事です。
さらに、
ことも大事です。
図形を描く力は、一朝一夕には身につきません。
特に立体図形を上手に描く訓練は、小6になってからでは遅くなります。
面倒でもきれいに図を書く練習を低学年からしていくと良いでしょう。
○と✖️を明確にしている
✅ ✖️をつけることができる
これはなかなか難しいです。
子どもながらにプライドがあって、「✖️」をつけられることを極度に嫌がります。
長男は、なかなか✖️をつけられることを受け入れられずに苦労しました
なぜ「✖️」をつけられるのがそれほどまでに嫌がるのか理解できません。
が、子どもながらにプライドが許さないのでしょう。
あるいは、あとで間違い直しが面倒という気持ちもあるのでしょう。
✅ 全部○では成長はしない
✅ 自分で×をつけることができる
✅ ×の直しをする
これらを小さい頃から習慣づけておきましょう。
やはり、間違いの中からの方が学びは多いです。
✖️でも恥ずかしくない、むしろ、伸びしろという言い方で励ましていくか、あるいは、✖️ではなく「星マーク」というように変えてしまうのも良いでしょう。
必ず何か書く
本番では、何かを書いているだけで少し加点してくれる可能性があります。
とにかくできなくても、何かは書くことが大事です。
白紙のまま答えをみて、丸写しだけは避けましょう。
✅ 条件の整理をする
→問題に書かれている条件だけでも書き出す。
条件を書き出すことで、忘れている何かに気づくことはよくあります。
✅ 授業でした問題も解き方を残す
→記憶に頼らず、ノートに積極的に残し、後で見直すことが大事です。
答えがわかっていても必ず解き方を残すことが大事です。
真似る
小学生ながらに独自の解き方を編み出したがる子もいます。
が、、、
真似るほうが受験には有利です。
独創性という観点では、独自の解き方を編み出していくほうが将来的には大きく育つ可能性はありますが、受験にとっては不利になります。
✅ 授業で習ったことを真似て習得する
→条件整理の仕方は授業の中にあります。
真似ていくことで、
✅ 真似から自分流を創り出す
ことができるようになります。
直しは再現する
私が受験生の時は、間違えた問題は解けるようになっても定期的に何度も解くようにしていました。
間違えた問題を定期的に繰り返し解くことで、
精神的な落ち着き
をもたらしてくれます。
また、直しの際に
✅ 解説を読む習慣をつける
ことも大事です。
そして、
✅ ✖️の直しは別のスペースで行う
ようにしましょう。
間違いを消してしまうと、どこで間違えたかわからなくなります。
もう一度、別のスペースに解き直すことで比較ができるのです。
理解度も深まっていくのがわかるのでおすすめです。
ケアレスミスをなくす
本番はケアレスミスをいかになくしていくのかが大きなポイントです。
本番は70点を取れれば合格点に辿り着くので、いかにケアレスミスをしないかが大事になってきます。
そのためには、
✅ 基礎トレーニングを反復練習する
→【技術的な克服】期間をあけて重要単元をこまめに反復練習する。
また、
✅ 反省を書く
→テストで間違えた問題について、なぜ間違えたか反省点を手短に間違い直しノートに記していきましょう。
そのようなノートを作成していくと、テスト前にさらっと見直して自信につながります。
これから算数を伸ばしていきたい人にはおすすめな3つの方法を説明しています。
ぜひ参考にしてください。
まとめ
千里の道も一歩からですね
よっぽどな天才でもない限り、放っておいてもできるということはまずありません。
特に小学生ですから、ある程度レールに乗せて導いてあげる必要はあるでしょう。
いまはできなくても、コツコツつづけていくといつしか開花していくものです。
やはり、親がどこまで寄り添い、感情的にならずに支えていけるかも試されるところだと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
少しでも参考になれば幸いです。
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